来たるコリンチャンスとの決勝トーナメント１回戦に臨むボカ。昨年チームを牽引したファン・ロマン・リケルメは今年のコリンチャンス戦にも挑む予定となっている。これに伴い報道陣の取材が増える中、リケルメが現在の心情を語った。

「ボカへの愛情は人一倍あるし、純粋にチームのために結果を残したい。ただ、今年のコリンチャンスはとても強いと思っている。もしかすると昨年より強いかもしれない。だから簡単に勝てるなんて思っていない」

このカードについてはアルゼンチン国内で特に「昨年の決勝のリベンジ」と表現するマスコミが多いが、リケルメはこの見解についても言及した。
「コリンチャンス戦について俺は“昨年のリベンジ”だとは思ってない。昨年は昨年、今年は今年だから。相手がどうとかじゃなくて準々決勝へ進出するために努力するだけだよ。変な感情を持ち込んで試合に臨んでもプラスにはならないし、試合前にあれこれ言うのは相手に失礼だ」

ボカはコリンチャンス戦を終えた３日後に宿敵リーベル・プレートとのエル・スーペルクラシコを控えている。重要な試合が続くが、リケルメについてはまずリベルタドーレスへの出場見込みのみが囁かれている。