ボカの中盤を形成するワルテル・エルビーティが、明確にコリンチャンスを批判する発言を残した。アルゼンチンのスポーツ紙「Ole」が報じている。

昨年のリベルタドーレス決勝のカードが今年は決勝トーナメント１回戦で実現することから、現地では早くから同カードに関する様々な報道が飛び交っている。

現在32歳のワルテル・エルビーティは、サン・ロレンソでキャリアをスタートさせるとモンテレイ（メキシコ）、バンフィエールなどで活躍し、2011年からボカの一員としてチームに貢献している。そんなエルビーティは昨年のリベルタドーレス決勝にも出場。試合中に元浦和レッズのエメルソン（コリンチャンス）とピッチ上で口論になっていた。そのときの状況について聞かれたエルビーティは、次のように述べた。

「昨年は優勝したコリンチャンスよりもボカのほうが優れたサッカーをしていた。昨年のコリンチャンスがそんなにいいチームだったとは思わない。本来優勝すべきだったのは俺たちだったと思うし、今年こそはリベンジといきたい」

一方でボカの成績が今年に入って落ち込んでいることも認めた上で「みんな感じていると思うけど、今のボカはリベルタドーレス最優先。だから後期リーグの結果だけであれこれ判断しないでもらいたい。とにかくコリンチャンスを倒すことに専念する」と締めくくった。