ニューウェルスの宿敵 ロサリオ・セントラルの1部昇格決定
ロサリオの名門クラブであるロサリオ・セントラルが3年ぶりの1部昇格を果たす
▲ プリメーラBで首位を快走。3位以内が確定して1部昇格を決めたロサリオ・セントラル。指揮するミゲル・アンヘル・ルッソ監督は感慨深い表情を浮かべた
ロサリオ・セントラルはロサリオを本拠地とする名門チームで、設立した1889年はボカ、リーベル、インデペンディエンテといった国内の強豪・古豪よりもはるかに古い歴史を有する。ハビエル・マスチェラーノやエセキエル・ラベッシなどは自身がロサリオ・セントラルのインチャ(サポーター)であることを公言している。
同じくロサリオを本拠地とするニューウェルス・オールドボーイスとはライバル関係にあり、ニューウェルスとの対戦は「ロサリオのクラシコ」として街全体が熱気に包まれる。
ロサリオ・セントラルは長く1部に相当するプリメーラ・ディビシオンにいたが、2009-2010シーズンで低迷したことで2部に相当するプリメーラB・ナシオナルに降格。2010年の前期から苦汁を舐めさせられてきたが、今季は好調を維持して首位を快走していた。19日は、同じくかつて1部にいたヒムナシア・デ・フフイと対戦。敵地に乗り込んで 3-0 と快勝したロサリオ・セントラルは、勝ち点を68としたことで4試合を残して3位以内が確定。3年ぶりの1部昇格が決まった。
これにより、2013-2014シーズンでは1部で「ニューウェルス vs ロサリオ・セントラル」のクラシコが実現する。名門の復活の序章として、ロサリオ・セントラルの躍進を見守りたい。
2013.05.20
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