- Primera División de Argentinaアルゼンチン1部リーグ
リケルメ 「リベルタドーレスで勝ち残っていれば評価は180度違っていた」
ボカのファン・ロマン・リケルメが後期で最下位に沈んだことへの批判について反論
▲ 2013後期の最終節で敗れ、うなだれてピッチを去るファン・ロマン・リケルメ
前期で勝ち点33の6位につけていたボカが、後期に低迷した最たる要因はリベルタドーレスだ。カルロス・ビアンチ監督を含めた首脳陣はリベルタドーレス最優先主義を掲げ、リベルタドーレスに限ってベストメンバーの布陣を組み、国内の試合ではことごとく主力を温存して試合に臨んでいた。見方によっては、国内リーグはさも消化試合であるかのようだった。結果、後期リーグでは「12試合連続で勝利なし」という不名誉な珍記録まで樹立。勝ち点は17に留まり、全日程を終了して最下位が決まった。
後期におけるふがいない結果に一部のインチャは激しい憤りを覚えており、一部メディアはボカの最下位低迷を揶揄する記事を発信している。だがファン・ロマン・リケルメは、そんな周囲の喧噪を牽制した。
「リベルタドーレスでは長いPK戦の末に敗退してしまったからね。これが我々の評価を大きく落としたものと推測できる。もしもニューウェルスとの戦いに勝利を収めてリベルタドーレスで勝ち残っていれば、インチャの声もメディアの評価も全く違ったものになっていただろう。後期で最下位に沈んでしまったのは自分でも予想外だったし、それに関してはインチャに申し訳ないとしか言いようがないけど」
リケルメは最終節の試合中、右膝に経度の捻挫を患い後半途中に退いている。同選手の容態を心配する声も挙がっているが、深刻なものではなくすでに通常の練習メニューを消化。負傷交代したことによる支障はとくにないという。
2013.06.27
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