
- Campeonato Brasileiro Serie Aブラジル全国選手権 1部

終了間際に勝ち越したバイーア 勝ち点3を積み上げて1部残留決定
ブラジル全国選手権 第37節 クルゼイロ 1-2 バイーア

▲ 14分に先制点を決めたマルキーニョス・ガブリエウ(右)
開始3分にヒカルド・ゴラールとマルセーロ・ロンバが交錯するアクシデントで幕を開けた試合は、9分にフェルナンドンのシュートでバイーアが攻撃の口火を切ると、14分に先制。前線に上がって味方のパスを受けたウィリアン・バルビオがトラップして前を向くと、前線の裏にスルーパスを供給。それに反応して抜け出したマルキーニョス・ガブリエウがゴールに流し込んでリードを得た。
その後は互いに決定機を演出する一進一退の攻防が続く。クルゼイロは54分にボルジェスが相手ゴールを脅かすと、バイーアは60分にマルキーニョス・ガブリエウが前線の裏へ飛び出してシュートを打った。ホームで恥をかけないクルゼイロは手を抜かずに真面目に攻めたが、この日は決定機をものにできない。それでも85分にコーナーキックからビニシウス・アラウージョがゴールに押し込んで同点とした。
だが1部残留を目指すバイーアの執念は強固なものだった。終了間際の88分にジオーニスのシュートで相手ゴールを脅かすと、89分に左からのクロスをアンデルソン・タリスカが右足で合わせてゴールにねじ込んだ。そしてこのゴールが決勝点となり、バイーアが勝利をたぐり寄せた。
今季のバイーアはシーズン序盤こそ上位にいたが、じわじわと失速。一時は降格圏の18位まで低迷した時期まであったが、見事に這い上がった。リベルタドーレス出場権を目指している宿敵ビットーリアには水をあけられているが、残留が決まったことで胸をなでおろしたサポーターは大勢を占めた。
ブラジル全国選手権 2013 第37節 (2013/12/01) | ||
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クルゼイロ | 1-2 | バイーア |
ファービオ | GK | マルセーロ・ロンバ |
セアラー デデ ブルーノ・ホドリーゴ エジージオ |
DF |
ハファエウ・ミランダ デメルソン チッチ ハウー |
ルーカス・シウバ ソウザ エベルトン・ヒベイロ (ジュリオ・バチスタ) ヒカルド・ゴラール (ウィリアン) |
MF |
ファエウ エウデル アンデルソン・タリスカ |
ダゴベルト ボルジェス (ビニシウス・アラウージョ) |
FW |
ウィリアン・バルビオ (ファブリッシオ・ルーザ) フェルナンドン (ソウザ) マルキーニョス・ガブリエウ (ジオーニス) |
ビニシウス・アラウージョ 85 | ゴール |
14 マルキーニョス・ガブリエウ 89 アンデルソン・タリスカ |
ダゴベルト | イエロー カード |
ファエウ ソウザ |
マルセーロ・オリベイラ | 監督 | クリストボン・ボルジェス |
主審: アンドレ・ルイス・ジ・フレイタス・カストロ 会場: エスタジオ・ド・ミネイロン (ベロ・オリゾンチ) |
2013.12.01
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