Campeonato Paulista サンパウロ州選手権

好調ジャジソンが全得点に絡む活躍 蘇ったコリンチャンスは連勝

サンパウロ州選手権 第10節 コリンチャンス 3-2 リオ・クラーロ
▲ この試合で2点を決めたホマリーニョは、州選手権の得点ランキングでも2位タイに浮上
2月22〜23日に行われたサンパウロ州選手権の第10節。州都サンパウロで行われた「コリンチャンス×リオ・クラーロ」は、コリンチャンスが点の取り合いを制した。

0-0 のまま推移した前半は40分に均衡が破られた。左サイドに開いたゲレーロが逆サイドに大きなクロスを上げると、ブルーノ・エンリーキがヘディングで中央に落としたボールをジャジソンが足元でトラップ。ペナルティアークに入ったところで前方にスルーパスを出すと、ホマリーニョが最終ラインの裏に抜け出して右足を振り抜き、ゴール左隅にシュートを決めた。
コリンチャンスはその3分後にコーナーキックを得ると、ジャジソンが上げたボールをクレーベルが頭で合わせてゴールネットを揺らした。ジャジソンの2アシストによって、コリンチャンスが主導権を握った。

ところが追いかけるリオ・クラーロは後半に盛り返す。まずは70分、ペナルティエリアの左側に上がったパトリッキ・シウバがグラウンダーのクロスを上げると、レオ・コスタが右足で合わせて1点を返した。

▲ 攻撃の中枢として全得点に絡む活躍を見せたジャジソン(左)
しかしながらコリンチャンスは81分にコーナーキックを得ると、ジャジソンの上げたボールをジウがヘディングシュート。このボールはGKクレーベルが体を張って弾き返したが、こぼれ球をホマリーニョがゴールに押し込んで再びリードを2点とした。

だがリオ・クラーロは簡単に引き下がらず、ジウのクリアミスをペナルティエリアで拾ったカルリーニョスが豪快にシュートを決めて、86分に再び1点差に詰め寄った。しかしリオ・クラーロの反撃も3点目を生み出すことはなく、コリンチャンスが接戦をものにした。

開幕連勝以降、勝利から見放されていたコリンチャンスだったが、ジャジソンを司令塔に置いた 4-4-2 の布陣でチームは完全に蘇った印象だ。

サンパウロ州選手権 2014 第10節 (2014/02/22)
コリンチャンス 3-2 リオ・クラーロ
カッシオ GK クレーベル
ファギネル
クレーベル
ジウ
ウエンデウ
DF カルリーニョス
ヘナン
マルコス・ビニシウス
チアゴ・クリスチャン
ハウフィ
ギリェルミ
ブルーノ・エンリーキ
(ダニーロ)
ジャジソン
(ホドリギーニョ)
MF サムエウ
ナンド・カランジーナ
レオ・コスタ
ハファエウ・コスタ
(ウェンデウ)
ホマリーニョ
(ルシアーノ)
パオロ・ゲレーロ
FW ホビソン
アンドレ・ルイス
(パトリッキ・シウバ)
ホマリーニョ 40
クレーベル 43
ホマリーニョ 81
ゴール 70 レオ・コスタ
86 カルリーニョス
イエロー
カード
ホビソン
アレックス・アフォンソ
マノ・メネーゼス 監督 ファエウ・ジュニオール
主審: ホドリーゴ・グアリーゾ・フェヘイラ・ド・アマラウ
会場: エスタジオ・ド・パカエンブー (サンパウロ)
2014.02.22
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