Primera División de Chileチリ１部リーグ

2月27日〜3月2日に行われたチリ１部リーグの後期第9節。首都サンティアゴで行われた「コロコロ×コブレサル」は、コロコロが勝利。この結果コロコロは首位独走態勢に入った。

試合は10分にコロコロが先制。自陣からのロングフィードが前線に渡ると、エステバン・パレーデスはトラップしないでバウンドするボールと並走してペナルティエリアに侵入。マークについた相手を右半身でブロックしながら、ボールを左足のインステップで捕らえてゴールに沈めた。

だがコブレサルは22分に相手のハンドによって得たPKをエベル・カンテーロが決めて、追いついた。前半は 1-1 で推移した。

コロコロは後半の開始直後にセットプレイから勝ち越しに成功。コーナーキックに合わせたファン・デルガードのヘディングシュートはGKクエルドが両手で阻んだが、バウンドするボールをクエルドがキャッチしたのと同時にファン・デルガードが右足を伸ばすと、ボールはクエルドの両手からこぼれてゴールラインを越えた。
クエルドとカンティジャーナ監督らコブレサルの陣営はキーパーチャージとノーゴールを主張したが、主審はそれらを認めなかった。

74分には前線に送られたロングボールに対して相手選手と競ったフェリペ・フローレスが、ピッチに落ちたボールを追いかけヘディングで前方に押し出して最終ラインを突破。ペナルティエリアに入ったところで右足でボレーシュートを決めて、リードを広げた。

コブレサルは後半のアディショナルタイムに素早いパスワークからリノ・マルドナードがゴールを決めたが、あと1点足りず惜敗した。試合後、カンティジャーナ監督は記者会見の席でコロコロの2点目について「キーパーチャージと判定されなかったのはおかしい」と主審を批判した。

チリ１部リーグ　2013-2014 後期　第9節　（2014/02/28）
コロコロ	3-2	コブレサル
フスト・ビジャル	GK	セバスティアン・クエルド
ゴンサーロ・フィエーロ クリスティアン・ビルチェ フリオ・バローソ ルイス・パベス	DF	パトリシオ・ヘレス フェリペ・サリーナス ウラディミール・エレーラ カルロス・エレーラ
クラウディオ・バエーサ （ジェイソン・シルバ） エステバン・パベス ホセ・フエンサリーダ エステバン・パレーデス	MF	ビクトル・ウーゴ・サラービア （ネルソン・セプルベダ） ロドリーゴ・ウレーニャ ホアン・フエンテス （エドゥアルド・ファリアス） マリアーノ・トーレス
フェリペ・フローレス （ニコラス・オレリャーナ） ファン・デルガード （ブリアン・カルバージョ）	FW	アルバーロ・ナバーロ （リノ・マルドナード） エベル・カンテーロ
エステバン・パレーデス　10 ファン・デルガード　47 フェリペ・フローレス　74	ゴール	23　エベル・カンテーロ　（PK） 91　リノ・マルドナード
エクトル・タピア	監督	ホセ・カンティジャーナ
主審：　クラウディオ・プーガ 会場：　エスタディオ・モヌメンタル　（サンティアゴ）