- Copa Libertadores 2014コパ・リベルタドーレス 2014
勝ちきれなかったニューウェルス グレミオが終了間際に追いつく
コパ・リベルタドーレス 2014 グループリーグ第4節 ニューウェルス・オールドボーイス 1-1 グレミオ
▲ ルアン(右)のプレスを受けながらもボールをキープする元アルゼンチン代表のガブリエル・エインセ
試合は敵地に乗り込んだグレミオが序盤から積極的に攻めた。3分にドゥドゥがシュートを放つと、20分にはルアンがミドルシュート。そして32分にはパラが直接フリーキックを打ったが、いずれもゴールには至らず無得点でハーフタイムを迎えた。
ボール支配率ではニューウェルスが63%と相手を圧倒したが、攻撃をより多くシュートまで結びつけたのはグレミオ。後半も幾度となく決定機を演出したが、相手の堅い守備を崩しきれずゴールを奪えずにいた。
0-0 のまま終盤を迎えたところで、スコアボードがようやく動いた。78分、右サイドからカセレスがクロスを上げると、ペナルティエリアの左側でトラップしたフィゲロアが体勢を崩しながらも右側へボールを押し出し、最後はマキシミリアーノ・ロドリゲスが左足でゴールに蹴り込んだ。終盤に生まれた待望の先制点に、ニューウェルスのインチャは喜びを爆発させた。
1-0 で時計の針は90分を経過。ニューウェルスの勝利は目前に迫っていたが、勝ち点をあきらめないグレミオは試合終了直前に貴重なゴールを奪った。92分、セットプレイのこぼれ球を拾って左サイドへ開いたバルコスにボールが渡ると、バルコスは少し下がって相手のマークを振り切ってゴール前にクロスを上げた。前線に残っていたホドウフォがこのボールに頭で合わせてゴールに流し込んだ。
勝ちきれなかったニューウェルスにとっては、決勝トーナメント進出の可能性が少し低くなった。その一方で引き分けに持ち込んだグレミオは、決勝トーナメント進出に近づく貴重な勝ち点を手に入れている。
コパ・リベルタドーレス 2014 グループリーグ第4節 (2014/03/19) | ||
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ニューウェルス・オールドボーイス (アルゼンチン) |
1-1 | グレミオ (ブラジル) |
ナウエル・グスマン | GK | マルセーロ・グローイ |
マルコス・カセレス ビクトル・ロペス ガブリエル・エインセ ミルトン・カッコ |
DF |
パラ (エベラウド) ウェルレイ ホドウフォ ウェンデウ |
ルーカス・ベルナルディ (アレクシス・カストロ) ラウール・ビジャルバ エベル・バネガ (オラシオ・オルサン) |
MF |
エジーニョ (アラン・ルイス) ハミーロ クリスティアン・リベーロス ドゥドゥ |
マキシミリアーノ・ロドリゲス エセキエル・ポンセ (ダビド・トレゼゲ) ビクトル・フィゲロア |
FW |
ルアン エルナン・バルコス |
マキシミリアーノ・ロドリゲス 78 | ゴール | 92 ホドウフォ |
アルフレード・ベルティ | 監督 | エンデルソン・モレイラ |
主審: カルロス・ベーラ (エクアドル) 会場: エスタディオ・マルセーロ・ビエルサ (ロサリオ) |
2014.03.19
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