Selección Nacional de Colombiaコロンビア代表

ワールドカップで4連勝してベスト8まで勝ち進んでいるコロンビア代表の快進撃に、カルロス・バルデラマとファウスティーノ・アスプリージャの2人も舌を巻いている。

コロンビア代表の司令塔として一世を風靡したバルデラマは、後輩たちの活躍に目を細めた。
「今の代表が披露しているサッカーは攻守ともに優れていて、観る者を楽しませてくれる。私自身も1990年から3大会連続でワールドカップに出場したが、今の代表に匹敵するレベルにはなかったと思っている。今の代表は、コロンビアのサッカー史上最高のチームではないだろうか」

現役時代にストライカーとして活躍したアスプリージャは、「コロンビアの伝統的な戦い方で勝ち上がっている。とくにウルグアイ戦では“らしさ”が出ていた。みんな、おめでとう！」と述べて、コロンビア代表の選手に力強いエールを送った。

バルデラマとアスプリージャの2人は今大会、コメンテーターとしてブラジル入りしている。代表の活躍を受けて盛り上がっているコロンビア国内で死傷者が出ていることについて、バルデラマは「由々しきこと。サッカーは愛と情熱で支えるべきものであり、再び死傷者を出すことでコロンビアのイメージが悪くなるのは望ましいことではない」と延べて、誤った騒ぎ方をする一部の国民に自制を求めた。