- Recopa Sudamericana 2014レコパ・スダメリカーナ 2014
命運を分けたのはオウンゴール 連勝したアトレチコ・ミネイロが戴冠
レコパ・スダメリカーナ 2014 2nd.Leg アトレチコ・ミネイロ 4-3 ラヌース
▲ 前半7分にPKを決めたジエゴ・タルデッリ(左)を祝福するホナウジーニョ・ガウーショ(右手前)とレオナルド・シウバ
★ 1週前の 1st.Leg の記事はこちら
試合は開始早々に動く。5分にコーナーキックを得たアトレチコ・ミネイロは、ホナウジーニョの上げたボールをレオナルド・シウバが頭で折り返すとアジャラのハンドを誘発してPKを獲得。このPKをホナウジーニョでなくジエゴ・タルデッリが決めて先制した。
だがラヌースは引き下がらず、9分に中盤からゴール前に上がったアジャラが右足を振り抜いてゴールネットに突き刺し、すかさず同点とした。2試合合計ではまだアトレチコ・ミネイロがリードしているが、ラヌースはビハインドを1点に縮めてイレブンの士気を高めた。
すると25分に左サイドでセットプレイを得たラヌースは、GKビクトルが弾いたフリーキックのこぼれ球をサンティアゴ・シルバがゴールに押し込んで逆転に成功。2試合合計を 2-2 とした。
▲ 前半25分に逆転のゴールを決めたサンティアゴ・シルバ(上)は、ディエゴ・ゴンサーレス(5番)に飛びついて喜ぶ
後半、アトレチコ・ミネイロは65分にホナウジーニョ・ガウーショを下げてルアンを投入。すると70分にはジエゴ・タルデッリの強烈なシュートでスタンドを湧かせた。対するラヌースは79分にコーナーキックからメラーノがシュートを打ったが、GKビクトルの牙城を崩せない。
終盤はラヌースがボールを支配して攻撃を組み立てた。後半のアディショナルタイムは4分。このまま終わればアトレチコ・ミネイロがタイトルを手にするところであったが、試合を捨てていなかったラヌースは終了直前に値千金のゴールを決める。93分、左サイドからのクロスにサンティアゴ・シルバが頭で合わせて、GKビクトルが弾いたこぼれ球をラウターロ・アコスタがゴールに押し込んだ。元ボカの2人による連続シュートによって勝ち越しのゴールが決まった瞬間、ラヌースのギジェルモ・バロシュケロット監督は飛び跳ねて喜びを爆発させた。
▲ 延長前半に相手のオウンゴールを誘発するクロスを上げたルアン。マン・オブ・ザ・マッチにも選出された
この試合最後の得点はオウンゴールだった。111分(延長後半6分)に自陣ペナルティエリアでGKマルケシンにボールを渡そうとしたグスターボ・ゴメスのヘディングが、キーパーの頭上を通過。咄嗟にボールを追いかけたGKマルケシンから逃げるかのようにして、ボールは無人のゴールへと転がっていった。このゴールによってラヌースは自滅し、アトレチコ・ミネイロの優勝が決まった。
この試合のマン・オブ・ザ・マッチには、アトレチコ・ミネイロの3点目を誘発するクロスを上げたほか、豊富なスタミナでチームの攻撃を引っ張ったルアンが選出されている。
レコパ・スダメリカーナ 2014 2nd.Leg (2014/07/23) | ||
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アトレチコ・ミネイロ (ブラジル) |
4-3 | ラヌース (アルゼンチン) |
ビクトル | GK | アグスティン・マルケシン |
マルコス・ホッシャ レオナルド・シウバ ヘーベル エメルソン・コンセイソン |
DF |
カルロス・アラウーホ (ルーカス・メラーノ) グスターボ・ゴメス ディエゴ・ブラギエーリ マキシミリアーノ・ベラスケス |
ピエーヒ レアンドロ・ドニゼッチ ホナウジーニョ・ガウーショ (ルアン) マイコスエウ (ギリェルミ) |
MF |
ディエゴ・ゴンサーレス レアンドロ・ソモーサ ビクトル・アジャラ ホルヘ・オルティス (ニコラス・パスキーニ) |
ジエゴ・タルデッリ (ヘスス・ダトロ) ジョ |
FW |
ラウターロ・アコスタ サンティアゴ・シルバ |
(PK) ジエゴ・タルデッリ 07 マイコスエウ 37 (オウンゴール) グスターボ・ゴメス 103 (オウンゴール) ビクトル・アジャラ 111 |
ゴール |
09 ビクトル・アジャラ 25 サンティアゴ・シルバ 93 ラウターロ・アコスタ |
ジエゴ・タルデッリ ピエーヒ ヘーベル レアンドロ・ドニゼッチ |
イエロー カード |
レアンドロ・ソモーサ ラウターロ・アコスタ ディエゴ・ゴンサーレス ビクトル・アジャラ ディエゴ・ブラギエーリ グスターボ・ゴメス |
レッド カード |
ラウターロ・アコスタ | |
レビル・クウピ | 監督 | ギジェルモ・バロシュケロット |
主審: ロベルト・シルベーラ 会場: エスタジオ・ド・ミネイロン (ベロ・オリゾンチ) |
2014.07.23
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