Campeonato Brasileiro Serie A 2014ブラジル全国選手権 1部 2014

27日にゴイアニアで行われたブラジレイロン（ブラジル全国選手権）の試合で古巣サンパウロでの復帰戦に出場した元ブラジル代表MFカカは、後半にゴールを決めるなどチームの中心的選手として高いパフォーマンスを披露した。この試合をテレビ観戦したというブラジル代表のドゥンガ監督は「素晴らしい出発点だ」と評価した。

カカは母国ブラジルでのワールドカップでは代表メンバーから漏れたが、32歳の現在もセレソンへの復帰を強く望んでいて2018年のワールドカップ出場を目指していることを公言している。

ゴイアス戦に出場したカカのパフォーマンスについて、ドゥンガ監督は次のように賞賛した。
「カカは前半からゴールを意識した攻撃の組み立てができていたし、コンディションも良さそうだったね。サンパウロのイレブンでも一枚抜けていたと思う。ブラジル国内での復帰初戦としても素晴らしい出発点となったと思うね」

2002年に20歳だったカカは、日本で開催されたワールドカップにも少しだけ出場している。当時を振り返りながら、カカはセレソンへの想いを言葉にしている。
「2002年のワールドカップでは偉大な選手に囲まれてワクワクしていたのを覚えている。ホナウド、ヒバウド、ホナウジーニョ・ガウーショ、ホベルト・カルロスらと同じチームでプレイしたのもあの頃が初めてだったし、先輩の進言によって私はとても多くのことを学ぶことができた。ワールドカップでプレイすることは今でも大きな目標だし、個人的にもまだまだ上手くなりたい」

カカは2018年には36歳になるが、ドゥンガ監督の評価は以前から高い。36歳でのワールドカップ出場も決して不可能ではないだろう。