Primera División de Argentinaアルゼンチン１部リーグ

ディエゴ・マラドーナの古巣でもある名門ボカ・ジュニオルスのダニエル・アンジェリッシ会長が、チームの未来について言及。昨季まで在籍していたファン・ロマン・リケルメが将来ボカの会長職に立候補した場合、アンジェリッシ会長はリケルメに投票する意向を表明した。

リケルメは条件面で折り合いが付かずにボカを離れることとなったが、リケルメ自身は「将来何らかの形でボカに戻って来られればと思っている」と述べている。それが選手としてなのか、監督やコーチとしてなのか、はたまたフロント入りするのか否かはわからない。それゆえに今はまだ仮定の話でしかないが、アンジェリッシ会長はもしもリケルメがボカに戻ってきた場合は、会長職に彼を推してもいいと明言した。

「リケルメと我々（ボカ）の関係は今も良好で、わだかまりはない。リケルメがボカにしてくれた貢献はとても偉大なものだ。彼がもしもボカの会長になりたいと言った場合は、私は彼に投票する。たとえカルロス・ビアンチが同時に立候補したとしても、私はリケルメに一票を入れるつもりでいる」

今週開幕する国内リーグでボカがうまくいかなかったら、リケルメを放出したフロントに批判の矛先が向けられることを危惧している同会長は「リケルメを失ったことを言い訳にはできない。今の戦力でも我々は結果を残す義務を負っている」と述べた。