Primera División de Argentinaアルゼンチン１部リーグ

昨年までパラグアイの名門セロ・ポルテーニョで活躍していたパラグアイ代表MFオスカル・ロメーロが、アルゼンチンの名門ラシンに入団することになり、ロメーロはラシンでの選手生活に明るい希望を抱いていることを明かした。

オスカル・ロメーロは1992年生まれの22歳。地元アスンシオンで育ち、名門セロ・ポルテーニョでは2011年にデビューした。若くして頭角を現すと、2013年にはパラグアイ代表にも招集されるようになった。現在コリンチャンスに所属しているFWアンヘル・ロメーロとは双子の兄弟であり、顔立ちもよく似ている。

ラシン・クルブはサンパウロへ売り払ったMFリカルド・セントゥリオンの後釜を水面下で探していて、兼ねてからオスカル・ロメーロに関心を寄せていたという。セントゥリオンと同等の活躍を期待されているオスカル・ロメーロは、ラシンと4年契約を結んだことを受けてマイクを向けられると、新天地での意気込みを語った。

「アルゼンチンの国内リーグも、リベルタドーレスも両方好きなんだよね。これから臨むどの試合もすごく楽しみだ。自分は左サイドからチャンスを演出するのが武器だけど、チャンスがあれば積極的にゴールを狙っていきたい」

「ラシンからオファーが来たときに、移籍を躊躇する気持ちは微塵もなかった。ラシンにはディエゴ・ミリートとグスターボ・ボウという非常に素晴らしい2トップがいるから、2人とともにプレイしてみたいと思っていたんだ。パラグアイよりはるかにレベルの高いアルゼンチンで、自分がどれだけ通用するのか試したいね。ラシンの勝利に貢献したいし、インチャ（サポーター）にも認めてもらえるように頑張るよ」

オスカル・ロメーロは来たるアルゼンチン1部リーグの開幕に向けて、すでにラシンのチーム練習にも参加している。