Campeonato Brasileiro Serie Aブラジル全国選手権 1部

ドバイをホームタウンとするUAEのアル・ナスルは30日、インテルナシオナウから元ブラジル代表FWニウマールを獲得したと発表した。契約期間は2年。

2002年にインテルナシオナウの下部組織から昇格したニウマールは、2004年以降リヨン、コリンチャンス、インテルナシオナウと渡り歩き、2009年から3年間で38ゴールを決める活躍をみせた。その後カタールでプレイしてから、2014年にインテルナシオナウに3度目の入団を果たした。

インテルナシオナウは財政難に直面していて、ニウマールにも契約通りの対価は支払われていなかったという。ニウマールはインテルナシオナウから正当な報酬を受け取るまでは移籍を拒んでいたとのことだが、それを問題にしないオイルマネーの提示を受けて首を縦に振ったと報じられている。かつてカタールで手にしたオイルマネーに再び心が揺れたのだろうか。

移籍金は明らかにされていないが、アル・ナスルがインテルナシオナウに支払ったとされる移籍金は300万ユーロ（日本円で約4億円）との報道も挙がっている。インテルナシオナウはこの金をホドリーゴ・ドウラード、バウジービア、エドゥアルド・サッシャなど主力の給与に充てたいと考えているという。

ニウマールがアル・ナスルで受け取る月給は、80万ヘアウ（日本円で約2,800万円）とのこと。