
- Campeonato Brasileiro Serie Aブラジル全国選手権 1部

最下位に沈む名門バスコの監督人事 ジョルジーニョ監督就任は浮上のきっかけとなるのか
リオ・デ・ジャネイロの名門バスコ・ダ・ガマが元ブラジル代表DFジョルジーニョ氏の監督就任を発表

▲ バスコ・ダ・ガマの1部残留を託された元鹿島のジョルジーニョ氏。(写真は、ポンチ・プレッタをコパ・スダメリカーナ準優勝に導いたときのもの)
現役時代にブラジル代表として1994年のW杯アメリカ大会で優勝を経験しているジョルジーニョ氏は、1995年から1998年まで鹿島アントラーズで活躍。2003年に現役を退くと、2006年からは監督業に転身。2006年からの4年間はドゥンガ監督の下でセレソン(ブラジル代表)のヘッドコーチを務めた。2012年には鹿島アントラーズを指揮して同年のヤマザキナビスコカップとスルガ銀行チャンピオンシップを制すると、2013年にはポンチ・プレッタをコパ・スダメリカーナ準優勝に導くなど監督としての実績も十分だ。
15日に行われたコリチーバとの最下位対決で敗れたのを受けて、バスコの首脳陣はセウソ・ホッチ監督の解任を決断。それと同時に新監督としてジョルジーニョ氏を迎え入れることも併せて決めたとのこと。
今年はどこにも属していないジョルジーニョ氏は、16日の夜にバスコ・ダ・ガマの理事会で監督就任の要請を受諾した。早ければミッドウィークの国内カップ戦(コパ・ド・ブラジウ)から指揮を執るとみられている。
今季3勝4分12敗で勝ち点13と低迷しているバスコ。今季も残り半分となったが、1部残留のボーダーラインである16位アバイーとの勝ち点差は7と開いている。名門が復活するか否かは、ジョルジーニョ監督の手腕に託された。
2015.08.16
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