- Campeonato Brasileiro Serie A 2018ブラジル全国選手権 1部 2018
抜群の安定感で快勝したパウメイラス 早ければ18日にも優勝する可能性が生まれる
カンピオナート・ブラジレイロ 2018 第34節 パウメイラス 3-0 フルミネンセ
▲ 40分に先制のゴールを決めたコロンビア代表FWミゲル・アンヘル・ボルハを囲んでゴールの喜びを体現するパウメイラスのイレブン
14分にブルーノ・エンリーキの直接フリーキックで相手ゴールを脅かしたパウメイラスは、40分に先制。左サイドをオーバーラップしたジオゴ・バルボーザが一人を振り切って中央へ低いクロスを上げると、相手選手とウィリアンに当たったルーズボールをコロンビア代表FWミゲル・アンヘル・ボルハが左足でゴールに押し込んだ。フルミネンセのイレブンはウィリアンのハンドを主張してゴールの取り消しを求めたが、主審はボルハのゴールを先制点として認定した。
前半に何度かチャンスを作っていたフルミネンセは、後半も攻撃の形は作っていたが、詰めの甘い攻撃でゴールネットを揺らせない。一方、時間の経過とともに再び試合の流れを引き寄せたパウメイラスは、75分にグスターボ・スカルパのボレーシュートで決定機を演出。すると82分、相手のクリアボールをペナルティエリアの外で元ブラジル代表MFフェリッピ・メロが右足ボレーで合わせると、ドライブの掛かったボールはキーパーの左手をかすめてゴールネットに突き刺さった。
こうなれば試合はパウメイラスの独壇場に。89分には右サイドからグスターボ・スカルパが左足で上げた間接フリーキックにルアンが頭で合わせて 3-0 として、勝利を確実にした。
この結果、勝ち点を70に伸ばしたパウメイラスは、次節の結果によっては早ければ18日にも優勝する可能性が生まれている。
カンピオナート・ブラジレイロ 2018 第34節 (2018/11/14) | ||
---|---|---|
パウメイラス | 3-0 | フルミネンセ |
ウェベルトン | GK | ジュリオ・セーザル |
マイキ ルアン グスターボ・ゴメス ジオゴ・バルボーザ |
DF |
イーゴル・ジュリアン パウロ・ヒカルド ジゴン アイルトン・ルーカス |
チアゴ・サントス ブルーノ・エンリーキ ルーカス・リーマ (フェリッピ・メロ) |
MF |
ヒシャルジ ジャジソン ジュニオール・ソルノーサ |
ウィリアン (グスターボ・スカルパ) ミゲル・アンヘル・ボルハ ドゥドゥ (ジェアン) |
FW |
ジュニオール・ドゥトラ (カイキ) ルシアーノ (マルコス・ジュニオール) ブリアン・カベーサス (エベラウド) |
ミゲル・アンヘル・ボルハ 40 フェリッピ・メロ 82 ルアン 89 |
ゴール | |
ミゲル・アンヘル・ボルハ ジオゴ・バルボーザ チアゴ・サントス ルーカス・リーマ ルアン グスターボ・スカルパ |
イエロー カード |
ヒシャルジ パウロ・ヒカルド ジゴン カイキ |
レッド カード |
ジャジソン | |
ルイス・フェリッピ・スコラーリ | 監督 | マルセーロ・オリベイラ |
主審: ブラウリオ・ダ・シウバ・マシャード 会場: アリアンツ・パルキ (サンパウロ) |
2018.11.14
当サイトに掲載された文章の著作権は、すべて Goleador に帰属しています。無断での複製・転載・引用など二次利用は固く禁じています。
- 麻雀との二刀流を続ける田島翔がブラジルと日本の架け橋に 現役を続けながらダイレクターも兼任へブラジル関連情報
- 他会場の結果は関係なし 終了間際のゴールで勝ちきったボタフォゴが29年ぶり2度目の優勝を果たすカンピオナート・ブラジレイロ 2024
- 今シーズンは苦しんだ昨年の南米王者 最終節でパウメイラスを相手に競り勝ち自力で残留決定カンピオナート・ブラジレイロ 2024
- アトレチコ・ミネイロが残留 “ルチョ”ことルイス・ゴンサーレス監督率いる名門は失意の2部降格カンピオナート・ブラジレイロ 2024
- レッドブル・ブラガンチーノの粘りで残留争いは熾烈に 降格の恐れが最も高いのは前年の南米王者か?カンピオナート・ブラジレイロ 2024
- コロンビア人選手のゴールで接戦を制したフルミネンセ それでもまだ残されているセリエB降格の危機カンピオナート・ブラジレイロ 2024
- 40歳でブラジルサッカー界での歩みを進める田島翔の自叙伝が発売 皇帝アドリアーノとのエピソードもブラジル関連情報
- キングカズに憧れてプロになった男が40歳になって叶えた夢 王国ブラジルで新たな一歩を踏み出すカンピオナート・パラナエンセ 2023 3部