
- Campeonato Paulistaカンピオナート・パウリスタ

コリンチャンスがクラシコ・マジェストーゾを制するも複数の誤審にサンパウロは立腹
カンピオナート・パウリスタ 2019 第7節 コリンチャンス 2-1 サンパウロ

▲ 41分の誤審とされる場面。クレイソンがペナルティアークへと折り返す時点でボールはゴールラインを割っている(黄色い丸)が、主審や副審はサンパウロのゴールキックとジャッジしなかった
「クラシコ・マジェストーゾ」と呼ばれる両者の対決は、スタンドを埋めたコリンチャーノ(コリンチャンスのサポーター)がキックオフ2分後くらいまで巨大な横断幕を掲げてチームを鼓舞した。そして一進一退の攻防が繰り広げられた前半は、コリンチャンスが41分にペドリーニョがペナルティアークからシュートを打ってコーナーキックを得ると、直後のコーナーキックをマノエウがヘディングでゴールに押し込み先制。サンパウロのGKチアゴ・ボウピはボールに反応して弾き出したが、その前にゴールを割っているというジャッジだった。
ただ、41分にペドリーニョがシュートを打つ直前に左サイドから折り返したボールについて、クレイソンが蹴る前にボールはゴールラインを割っていたため、本来はコリンチャンスのコーナーキックでなくサンパウロのゴールキックであった事実が判明。このシーンはハーフタイム中にも何度も取り上げられて、サンパウロのキャプテンを務めるエルナーニスは審判団に直接抗議するなど物議を醸した。
後半、立ち上がりから前のめりに攻めたサンパウロは、56分に元セレッソ大阪のパブロがコーナーキックに頭で合わせて 1-1 とした。

▲ 72分に決勝のゴールを決めてスタンドの歓声を浴びるグスターボ
サンパウロは82分にコーナーキックから最後はエクアドル代表DFロベール・アルボレーダが右足でゴールネットを揺らしたが、その前にゴンサーロ・カルネイロの手にボールが当たっていたとして、主審はゴールを認めなかった。
クラシコを制したコリンチャンスは、グループCの首位に浮上。一方敗れたサンパウロは、グループDで2位に後退した。
カンピオナート・パウリスタ 2019 第7節 (2019/02/17) | ||
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コリンチャンス | 2-1 | サンパウロ |
カッシオ | GK | チアゴ・ボウピ |
ファギネル マノエウ エンリーキ ダニーロ・アベラル |
DF |
イーゴル・ビニシウス ロベール・アルボレーダ ブルーノ・アウベス ヘイナウド |
ハウフィ ジュニオール・ウルソ (ヒシャルジ) ジュニオール・ソルノーサ ペドリーニョ (マテウス・ビタウ) |
MF |
ウィリアン・ファリアス (ネネ) ウジソン エルナーニス エベルトン (アントニー) |
クレイソン (バギネル・ラブ) グスターボ |
FW |
ゴンサーロ・カルネイロ パブロ (ジエゴ・ソウザ) |
マノエウ 42 グスターボ 72 |
ゴール | 56 パブロ |
ペドリーニョ | イエロー カード |
イーゴル・ビニシウス |
ファービオ・カリーリ | 監督 | バギネル・マンシーニ |
主審: ルーカス・カネット・ベローチ 会場: アレーナ・コリンチャンス (サンパウロ) |
2019.02.17
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