- Campeonato Paulistaカンピオナート・パウリスタ
アレシャンドレ・パトの移籍先が決定 古巣サンパウロに復帰で公式戦出場はブラジレイロンから
サンパウロがアレシャンドレ・パトと4年契約で合意と現地報道
▲ 古巣サンパウロへの復帰で合意に至ったアレシャンドレ・パト (写真はかつてサンパウロにいた2015年のもの)
以前所属していた頃からサンパウリーノ(サンパウロのサポーター)に愛されていたパトについては、クラブ側も気に入っていて、パトの代理人が明かしたところによれば、パトがサンパウロを去ってからも「もしブラジルに戻ってくるときはまたうちに来て」と連絡を取り合っていたという。そして天津権建(中華人民共和国)との契約が解除になると、サンパウロとパトとの交渉が円滑に進むようにと、クッカ監督がパトに何度か電話をかけていたことも明らかになった。
今回サンパウロと4年契約を結ぶことにより、現地報道では「パトはこの先欧州には渡らず、ブラジル国内でキャリアを全うすることになるだろう」とする専門家の見解も掲載した。
サンパウロは公式発表をする前に、パトの背番号などの詳細を公表する見通し。パトは現在サンパウロ州で開催中のカンピオナート・パウリスタ(サンパウロ州選手権)には出場できないが、4月下旬に開幕するブラジレイロン(カンピオナート・ブラジレイロ)に出場する見込み。これからの1ヶ月間で、パトはコンディションを高めていく。
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◆ アレシャンドレ・パト
- 本名:
- アレシャンドレ・ホドリゲス・ダ・シウバ
- 生年月日:
- 1989年9月2日生まれ()
- 出身:
- ブラジル(パラナー州パト・ブランコ)
- 身長:
- 180cm
- ポジション:
- フォワード
4歳で始めたフットサルで技術を磨き、12歳で入団したインテルナシオナウの下部組織でも異彩を放ち、16歳ではカンピオナート・ガウーショ U-20 で得点王に輝いた。2006年に17歳でトップチームに昇格すると、同年のFIFAクラブワールドカップでは肩でリフティングするドリブルでその存在を世界中に知らしめた。2007年8月にミラン(イタリア)へ渡ると、ゴールを量産する活躍を数年みせていたが、2010年に起こした肉離れを境に負傷癖がついてしまい、出場機会が激減。そして2013年に母国での再起を図り、コリンチャンスへ完全移籍した。翌2014年にサンパウロへレンタル移籍すると、コリンチャンス時代以上の活躍を披露。1年半でチェルシー(イングランド)へ移籍したが、サンパウリーノ(サンパウロのサポーター)のハートをわしづかみにした。その後ビジャレアル(スペイン)を経て、2017年からは天津権建(中国)へ移籍して、2019年3月に古巣サンパウロと4年契約で戻ってきたが、2020年8月19日付でサンパウロとの契約を解除した。2021〜2022年はオーランド・シティ(U.S.A.)に加入し、2022年11月14日に退団を発表していた。ブラジル代表。
2019.03.27
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