CONMEBOL Libertadores 2019コンメボル・リベルタドーレス 2019

8月20〜22日に各地で行われたコンメボル・リベルタドーレスの準々決勝 1st.Leg。ブラジルのリオ・デ・ジャネイロで行われた「フラメンゴ×インテルナシオナウ」は、ブルーノ・エンリーキの2ゴールでフラメンゴが先勝した。

6万人を超える大観衆がマラカナンに詰めかけ、ブラジル代表のチッチ監督や、ジュニーニョ・パウリスタ氏、元横浜フリューゲルスのセーザル・サンパイオ氏らもスタンドで観戦した試合。8分にエベルトン・ヒベイロがペナルティアークの手前からシュートを打ってチャンスメイクしたフラメンゴは、11分にはコーナーキックからホドリーゴ・カイオがヘディングシュート。19分にはブルーノ・エンリーキが右足でロングシュートを打ったが、いずれもキーパーによってゴールを阻まれた。一方、ピッチ上ではボールの奪い合いを機に両選手がいがみ合う場面も少なくなく、両チームの闘志は前面に押し出されていた。

フラメンゴは45分にも決定機を演出したが、ガブリエウ・バルボーザがペナルティエリアで打ったシュートは相手に当たってコースが変わったものの、キーパーが体を倒しながらボールをキャッチしてゴールを守った。

後半、ジェルソンを投入して臨んだフラメンゴは、64分にエベルトン・ヒベイロがガブリエウ・バルボーザに向けて出したパスが、ペナルティエリアでホドリーゴ・モレードの右足と右手に当たり、エベルトン・ヒベイロらはハンドを主張。だが、主審はハンドが故意でないとして、フラメンゴにPKを与えなかった。それでも74分、エベルトン・ヒベイロのスルーパスで前線を上がったブルーノ・エンリーキはビクトル・クエスタのスライディングによってシュートに持ち込めなかったが、右サイドのスペースを一人上がっていたジェルソンがルーズボールに反応。ジェルソンはキーパーらが詰め寄る寸前でボールを左へ送り、ブルーノ・エンリーキが右足のアウトサイドキックで無人のゴールに沈めて先制した。

フラメンゴは先制の4分後に、ガブリエウ・バルボーザからパスを受けたブルーノ・エンリーキがペナルティエリアで相手のマークを振り切りながら右足でゴールに流し込んで 2-0 とした。

インテルナシオナウは80分にペナルティエリアで仕掛けたパオロ・ゲレーロの蹴ったボールが、ホドリーゴ・カイオの左手に当たったが、ゲレーロらがハンドを主張するも主審はこれを流した。対するフラメンゴは84分にカウンターからチャンスメイクしたが、ブルーノ・エンリーキの折り返したボールをガブリエウ・バルボーザが空振りしてしまい、3点差にはできなかった。

2点差で先勝したフラメンゴが有利か。2nd.Leg は8月28日に、ブラジルのポルト・アレグレで行われる。

コンメボル・リベルタドーレス 2019 準々決勝 1st.Leg　（2019/08/21）
フラメンゴ （ブラジル）	2-0	インテルナシオナウ （ブラジル）
ジエゴ・アウベス	GK	マルセーロ・ロンバ
ハフィーニャ ホドリーゴ・カイオ パブロ・マリ フィリッピ・ルイス	DF	ブルーノ ホドリーゴ・モレード ビクトル・クエスタ ウエンデウ
グスターボ・クエージャル ウィリアン・アロン ジョルジアン・デ・アラスカエータ （ジェルソン）	MF	ホドリーゴ・リンドーゾ エデニウソン （ギリェルミ・パレージ） パトリッキ アンドレス・ダレッサンドロ （ニコラス・ロペス） ハファエウ・ソービス （ウェウリントン・シウバ）
エベルトン・ヒベイロ （オルランド・ベリーオ） ガブリエウ・バルボーザ ブルーノ・エンリーキ （ロベール・ピリス・ダ・モッタ）	FW	パオロ・ゲレーロ
ブルーノ・エンリーキ　74 ブルーノ・エンリーキ　78	ゴール
ウィリアン・アロン ハフィーニャ	イエロー カード	パオロ・ゲレーロ パトリッキ
ジョルジ・ジェズス	監督	オダイール・エウマン
主審：　ロベルト・トバル　（チリ） 会場：　エスタジオ・ド・マラカナン　（リオ・デ・ジャネイロ）