CONMEBOL Libertadores 2019コンメボル・リベルタドーレス 2019

8月27〜29日に各地で行われたコンメボル・リベルタドーレスの準々決勝 2nd.Leg。パラグアイの首都アスンシオンで行われた「セロ・ポルテーニョ×リーベル・プレート」は、同点で終了した。

試合は、セロ・ポルテーニョが8分に先制。右サイドに流れてボールを持った元ジェフ千葉のホアキン・ラリベイが味方の上がりを待ってクロスを上げると、パラグアイ代表FWネルソン・アエド・バルデスがダイビングヘッドでゴールに叩き込んだ。これで2試合合計スコアは 2-1 となり、セロ・ポルテーニョは追加点を得ればPK戦に持ち込める状況になった。

36分にコーナーキックからチャンスメイクしたセロ・ポルテーニョは、37分には元ボカ・ジュニオルスのフェデリコ・カルリーソが最終ラインの裏へ抜け出してシュートを打ったが、距離を詰めていたアルゼンチン代表GKフランコ・アルマーニが身を挺してゴールを死守した。

後半、リーベルは積極的に攻めると51分にカウンターから追いついた。ドリブルでペナルティエリアに達したアルゼンチン代表FWマティアス・スアーレスのシュートはキーパーが右足に当てて阻んだが、セカンドボールに反応して中盤からペナルティアークへと駆け込んだニコラス・デ・ラ・クルスが右足でボレーシュートを決めて、貴重なアウェイゴールを奪った。

互いに追加点を目指した双方の攻撃は、ともに守備が集中力を高く保って対応。リーベルは87分に元アルゼンチン代表FWイグナシオ・スコッコがループシュートを放ったが、ボールはキーパーの右手に当たってゴールネットの上に落ちた。

結局セロ・ポルテーニョを勝たせなかったリーベルの準決勝進出が決定。リーベルは準決勝で、昨年の決勝でも対戦した宿敵ボカ・ジュニオルスと対戦する。リベルタドーレスで、2年連続のスーペルクラシコが実現だ。

コンメボル・リベルタドーレス 2019 準々決勝 2nd.Leg　（2019/08/29）
セロ・ポルテーニョ （パラグアイ）	1-1	リーベル・プレート （アルゼンチン）
ファン・カルリーソ	GK	フランコ・アルマーニ
アルベルト・エスピノラ ファン・パティーニョ ファン・サイス サンティアゴ・アルサメンディア	DF	ゴンサーロ・モンティエル ロベール・ロハス ルーカス・マルティネス・クアルタ ミルトン・カッコ
マティアス・ビヤサンティ ファン・アギーラル オスカル・ルイス （セルヒオ・ディアス） フェデリコ・カルリーソ （ルイス・ファリーニャ）	MF	ブルーノ・スクリーニ エセキエル・パラシオス イグナシオ・フェルナンデス （クリスティアン・フェレイラ） ニコラス・デ・ラ・クルス
ホアキン・ラリベイ （ディエゴ・チュリン） ネルソン・アエド・バルデス	FW	マティアス・スアーレス （イグナシオ・スコッコ） ラファエル・サントス・ボレー （ルーカス・プラット）
ネルソン・アエド・バルデス　08	ゴール	52　ニコラス・デ・ラ・クルス
ネルソン・アエド・バルデス ファン・パティーニョ マティアス・ビヤサンティ ホアキン・ラリベイ アルベルト・エスピノラ	イエロー カード	マティアス・スアーレス ブルーノ・スクリーニ
ミゲル・アンヘル・ルッソ	監督	マルセーロ・ガジャルド
主審：　フリオ・バスクニャン　（チリ） 会場：　エスタディオ・ヘネラル・パブロ・ロハス　（アスンシオン）