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ロベカルが語った“最強時代のパウメイラス” 「昨年のフラメンゴが相手でも勝てると思う」
元ブラジル代表DFホベルト・カルロス氏が振り返った自身のパウメイラス時代
▲ 1993〜1995年にパウメイラスの主力として活躍した元ブラジル代表DFホベルト・カルロス氏。当時はスキンヘッドではなかった (写真は1994年頃のもの)
ブラジルのFOX SPORTSのインタビューに応じたロベカルは、自身が1993年から1995年にかけて所属した当時のパウメイラスを思い出して、2019年にリベルタドーレスを制したジョルジ・ジェズス監督率いるフラメンゴにも勝てるほど強いチームであったと述べた。
「私がいた頃のパウメイラスは素晴らしかった。2〜3年在籍していたが、その間ずっと良いチームだった。フラメンゴがとくに強かったのはジーコがいた1982年頃と、リベルタドーレスを優勝した昨年だろう。昨年のフラメンゴはたしかに強いし、1993〜1994年頃のパウメイラスが勝つのは決して簡単ではないだろうが、もし試合をすることができたとするならば、あの頃のパウメイラスなら昨年のフラメンゴが相手でも勝てると思う」
当時のパウメイラスには、ロベカルを初め、アントニオ・カルロス・ザーゴ(のちに柏レイソルへ移籍)、セーザル・サンパイオ、エバイール、ジーニョ(以上、のちに横浜フリューゲルスへ移籍)、エジムンド(のちに東京ヴェルディ、浦和レッズへ移籍)、ヒバウド(のちにFCバルセロナへ移籍)など蒼々たるメンバーが揃っていた。事実、ロベカル時代のパウメイラスは、1993〜1994年のカンピオナート・パウリスタ(サンパウロ州選手権)とカンピオナート・ブラジレイロ(ブラジル全国選手権)を両方連覇していて、当時のブラジルでは最強のチームだった。
以下は、1994年のパウメイラスと2019年のフラメンゴが対戦したと仮定してのスタッツ。
(※ パウメイラスは1994年ブラジレイロン決勝のメンバー。フラメンゴは2019年リベルタドーレス決勝のメンバー。ゴール、イエローカード、主審などは架空のものです。フィクションとしてお楽しみください)
カンピオナート・ブラジレイロ ドリームフィクションマッチ (2019/??/??) | ||
---|---|---|
パウメイラス 1994 | 4-3 | フラメンゴ 2019 |
ベローゾ | GK | ジエゴ・アウベス |
クラウジオ アントニオ・カルロス・ザーゴ クレーベル ホベルト・カルロス |
DF |
ハフィーニャ パブロ・マリ ホドリーゴ・カイオ フィリッピ・ルイス |
セーザル・サンパイオ フラビオ・コンセイソン (ジーニョ) マジーニョ |
MF |
ウィリアン・アロン (ビチーニョ) ジェルソン (ジエゴ) エベルトン・ヒベイロ ジョルジアン・デ・アラスカエータ (ロベール・ピリス・ダ・モッタ) |
エジムンド (アマラウ) エバイール ヒバウド |
FW |
ガブリエウ・バルボーザ ブルーノ・エンリーキ |
エジムンド 08 ヒバウド 39 ホベルト・カルロス 74 (PK) ジーニョ 83 |
ゴール |
17 ジョルジアン・デ・アラスカエータ 59 ガブリエウ・バルボーザ 77 エベルトン・ヒベイロ |
エジムンド フラビオ・コンセイソン セーザル・サンパイオ クラウジオ アントニオ・カルロス・ザーゴ |
イエロー カード |
ウィリアン・アロン ガブリエウ・バルボーザ ホドリーゴ・カイオ ビチーニョ |
バンデルレイ・ルシェンブルゴ | 監督 | ジョルジ・ジェズス |
主審: アントニオ・ペレイラ・ダ・シウバ 会場: エスタジオ・ド・パカエンブー (サンパウロ) |
◆ ホベルト・カルロス
- 本名:
- ホベルト・カルロス・ダ・シウバ・ホッシャ
- 生年月日:
- 1973年4月10日生まれ(46歳)
- 出身:
- ブラジル(サンパウロ州ガルサ)
- 身長:
- 168cm
- ポジション:
- 左サイドバック (現役時代)
1991年にウニオン・サンパウロでデビュー。1993年から1995年まではパウメイラスの主力としてブラジレイロン優勝などに貢献すると、1995年にはインテル(イタリア)に渡った。絶頂期は1996年から12年間在籍したレアル・マドリー(スペイン)時代で、527試合に出場し、68ゴールをマークした。その後はフェネルバフチェ(トルコ)に移籍して活躍。2010年には15年ぶりに母国に戻り、コリンチャンスでも活躍した。2012年にロシアで現役引退。引退後はロシア、トルコ、インドなどで監督を務めた。鍛え抜かれた太ももの力をボールに乗せた鋭い弾道のフリーキックは世界的に有名。元ブラジル代表。
2020.03.28
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