- Copa América 2021コパ・アメリカ 2021
代替開催国決定? 単独開催? それとも中止? コパ・アメリカ開催の判断は5月31日までに決定
COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の感染拡大によるロックダウンで揺れるコパ・アメリカのアルゼンチン開催について
▲ ロックダウン期間中も相まって、日中でも車の交通量が少ないアルゼンチンの首都ブエノスアイレス (2021年5月27日撮影) (写真提供:AFP)
COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の第2波による感染拡大を受けて、5月21日から9日間のロックダウンを実施中のアルゼンチンでは、6月13日からコパ・アメリカが開幕予定だが、アルゼンチン国民の70%以上が開催に反対の声を上げている事実も判明。政府はCONMEBOL(南米サッカー連盟)とコパ・アメリカ開催について慎重に協議を進めている最中だ。
その協議内容は、アルゼンチン当局が要求する感染症対策について、大会主催側のCONMEBOLが遵守できるかどうかが焦点とのことで、サンティアゴ・カフィエロ首相が地元のラジオ局でその事実を明かしている。
コパ・アメリカの開催国については、開催県を剥奪されたコロンビアの代替として米国も候補のひとつとして挙がっていたが、CONMEBOLの情報筋によれば米国側からは代替開催を拒否する回答があったとしていて、北米大陸でのコパ開催は事実上消滅。その一方でエクアドル、ベネズエラ、チリがコロンビアの代役として立候補する中で、チリでの代替開催の可能性に言及する記事も散見されるようになっている。
渦中のアルゼンチンでは、ロックダウンを受けて国内のカップ戦(コパ・デ・ラ・リーガ・プロフェシオナル)の準決勝と決勝が延期となったが、その一方でリベルタドーレスとスダメリカーナの公式戦に限っては、ロックダウン期間中でも開催を許可する特例措置も執られるなど、対応が分かれている。
アルゼンチンでは約5,400万の人口のうち370万人以上がCOVID-19に感染し、76,000人以上が亡くなっている。果たして、31日までに下されるアルゼンチン開催の是非やいかに?
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2020.05.29
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