CONMEBOL Libertadores 2021コンメボル・リベルタドーレス 2021

27日（日本時間では28日の未明）にウルグアイの首都モンテビデオで行われたリベルタドーレスの決勝は、パウメイラスの連覇で幕を閉じた。この試合で延長前半に決勝ゴールを決めたデイベルソンが、バスコ・ダ・ガマの大ファンであることを昨年公言していたことが再び話題になっている。

昨年、デイベルソンはヘタフェやアラベスに期限付きで貸し出されるなど、なかばパウメイラスの戦力外扱いだった。この頃、自身の去就を決めかねていた同選手は、自身のSNSでバスコ・ダ・ガマの大ファンであることを公表。すると、ブラジレイロンでセリエB（2部）に甘んじているチームを愛するバスカイーノ（バスコ・ダ・ガマのサポーター）からは、加入歓迎の声が続出した。

結局、デイベルソンは期限付き移籍を終えてパウメイラスに戻り、このたびリベルタドーレスで優勝を決めるゴールを決めるに至ったが、同選手の中にはバスコでプレイする夢が今もあるという。

「私には、バスコでプレイするという夢がある。私は普段からエージェントに『俺の夢はいつの日か我が心のクラブ（バスコ）のためにプレイすることだ』と話しているんだ。父に連れられてスタジアムで応援するようになってから、ずっとバスコが憧れのクラブだから」

デイベルソンはリオ・デ・ジャネイロ出身で、幼い頃から家族でバスカイーノだったようだ。