Campeonato Brasileiro Serie B 2022ブラジル全国選手権 2部 2022

11月3〜6日に行われたカンピオナート・ブラジレイロのセリエB・第38節。サンパウロ州のイトゥで行われた「イトゥアーノ×バスコ・ダ・ガマ」は、バスコが序盤のリードを守りきって4位以内を確定させた。

【順位表】カンピオナート・ブラジレイロ・セリエB 2022

2分に攻め込んだバスコは、ハニエウがキーパーと交錯しながらもフィニッシュに持ち込むと、こぼれ球をフィゲイレードが右足で蹴ったところ、カバーに戻ったルーカス・ジアスがゴールライン上で意図的にハンドで妨害。このファウルでルーカス・ジアスは一発退場となり、元U-23ブラジル代表MFネネがPKを決めて、バスコが5分に先制した。

一方、勝てば自力で4位以内に滑り込めるイトゥアーノは11分、14分とフィニッシュに持ち込んだが、追いつけない。対するバスコは16分にネネが直接フリーキックを枠内に飛ばすなど、追加点を目指した。

イトゥアーノは27分に左サイドを崩して決定機を演出したが、クロスに合わせたアイロンのヘディングシュートはキーパーのファインセーブに遭う。41分にはレオ・セアラーが右からのクロスに頭で合わせたが、ヘディングシュートはわずかに浮いてしまった。

後半、イトゥアーノは開始から2トップに変更。対するバスコは51分にカウンターからガブリエウ・ペキがシュートに及んだが、枠を捉えたボールはキーパーに弾き出されて追加点ならず。その1分後にはネネが右サイドから強引にゴールを狙い、リードを広げて試合運びを楽にしようとした。

イトゥアーノは54分にガブリエウ・バホスが味方のシュートのこぼれ球に反応したが、ゴールエリアでシュートに及ぶも枠を捉えられず。対するバスコは56分にボールを蹴ったアンドレイ・サントスが、アフターフォローで間近にいたアイロンの左足を踏みつけてしまい、レッドカードを出されて数的有利が解消されてしまった。

イトゥアーノは75分にペナルティエリアでビニシウス・ジャウーがシュートに及んだが、左足でカーブを掛けようとしたボールは曲がりきらず枠外へ。77分にはマリオ・セルジオが右からのクロスに頭で合わせたが、ヘディングシュートは枠を捉えられなかった。

終盤に攻め込まれながらもゴールを守りきったバスコは、4位が確定。2020年に降格してから、2年間セリエBで過ごして2年ぶりのセリエA昇格を果たした。

カンピオナート・ブラジレイロ・セリエB 2022　第38節　（2022/11/06）
イトゥアーノ	0-1	バスコ・ダ・ガマ
ジェフェルソン・パウリーノ	GK	チアゴ・ホドリギス
ハイー・ハモス ルーカス・ジアス ベルナルド・シャッポ （ジェルソン・マギロン） ホベルト （マリオ・セルジオ）	DF	レオ・マトス ダニーロ・ボーザ アンデルソン・コンセイソン ルイス・エンリーキ （ゼ・ガブリエウ）
ハファエウ・ペレイラ カイーキ （カイオ） ルーカス・シケイラ ガブリエウ・バホス レオ・セアラー （ブレーネル）	MF	イウリ・ラーラ （エリッキ） アンドレイ・サントス ネネ （ゼ・ビットル）
アイロン （ビニシウス・ジャウー）	FW	フィゲイレード ハニエウ （ファービオ・ゴメス） ガブリエウ・ペキ （マルロン・ゴメス）
	ゴール	05　ネネ（PK）
	イエロー カード	アンドレイ・サントス アレックス・テイシェイラ ハニエウ ガブリエウ・ペキ
ルーカス・ジアス	レッド カード	アンドレイ・サントス
カルロス・ピメンテウ	監督	ジュルジーニョ
主審：　ウィウトン・ペレイラ・サンパイオ 会場：　エスタジオ・ノベッリ・ジュニオール　（イトゥ）