Copa do Brasil 2024コパ・ド・ブラジウ 2024

10月19〜20日に行われたコパ・ド・ブラジウの準決勝 2nd.Leg。サンパウロ州の州都サンパウロで行われた「コリンチャンス×フラメンゴ」は、スコアレスドローで幕を閉じた。

1st.Leg をフラメンゴが 1-0 で制して迎えた2戦目。敵地に乗り込んだフラメンゴは8分に左サイドでセットプレイを得ると、ウルグアイ代表MFジョルジアン・デ・アラスカエータのフリーキックにアレックス・サンドロが頭で合わせてゴールへ流し込んだ。だがVARチェックでアレックス・サンドロのオフサイドが判明したため、このゴールは取り消された。

コリンチャンスは18分にマテウス・ビドゥーがペナルティエリアの手前で左足を振り抜いたが、ボールは枠を捉えられず。対するフラメンゴは27分、インターセプトしようとしたブラジル代表FWブルーノ・エンリーキの高く上げた右足が、ヘディングしたマテウジーニョへのアフターチャージとなりスパイクの裏でマテウジーニョの頭部を蹴り落とす形になってしまった。歩み寄った主審がブルーノ・エンリーキを一発退場にしたため、フラメンゴは前半から数的不利に陥った。

決勝進出のためには勝利が最低条件のコリンチャンスは、後半の開始からエクアドル代表DFフェリックス・トーレスとペルー代表MFアンドレ・カリージョを投入して局面の打開を図った。数的有利もあってボールを支配したのはコリンチャンスだったが、60分にイウリ・アウベルトが左足で打ったシュートはキーパーのファインセーブに遭った。

フラメンゴには86分に決定的な場面があったが、ペナルティエリアで一度切り返してシュートコースを作ったブラジル代表MFジェルソンのシュートはゴール隅を狙うも枠を捉えられず、ジェルソンは口元を両手で覆って悔しがった。

コリンチャンスは87分にジオバーニがミドルシュートを打ったが、キーパーにキャッチされる。90分にはパラグアイ代表FWアンヘル・ロメーロが左から上げたクロスにイウリ・アウベルトが頭で合わせたが、枠を捉えられずコリンチャンスには1点が遠かった。

この結果、決勝は「アトレチコ・ミネイロ vs フラメンゴ」になった。

コパ・ド・ブラジウ 2024　準決勝 2nd.Leg　（2024/10/20）
コリンチャンス	0-0	フラメンゴ
ウーゴ・ソウザ	GK	アグスティン・ロッシ
マテウジーニョ （ジオバーニ） アンドレ・ハマーリョ グスターボ・エンリーキ （フェリックス・トーレス） マテウス・ビドゥー	DF	ギジェルモ・バレーラ レオ・オルチス レオ・ペレイラ アレックス・サンドロ （アイルトン・ルーカス）
ホセ・アンドレス・マルティネス （アンドレ・カリージョ） シャルリス （イーゴル・コロナード） ロドリーゴ・ガロ	MF	エリック・プルガル  ニコラス・デ・ラ・クルス  （カルロス・アルカラス ） ジョルジアン・デ・アラスカエータ  （ゴンサーロ・プラタ ）
アンヘル・ロメーロ イウリ・アウベルト タリス・マギノ （ペドロ・エンリーキ）	FW	ジェルソン ガブリエウ・バルボーザ （ファブリッシオ・ブルーノ） ブルーノ・エンリーキ
	ゴール
グスターボ・エンリーキ （アシスタントコーチ）エミリアーノ・ディアス ペドロ・エンリーキ	イエロー カード	ジェルソン アレックス・サンドロ エリック・プルガル
	レッド カード	ブルーノ・エンリーキ
ラモン・ディアス	監督	フィリッピ・ルイス
主審：　アンデルソン・ダロンコ 会場：　ネオ・キミカ・アレーナ　（サンパウロ）