Eliminatórias de CONMEBOL para la Copa Mundial de 2026FIFAワールドカップ 2026 カナダ・アメリカ・メキシコ大会南米予選

宿敵とも呼べなくなった格差　世界王者アルゼンチンがブラジルに完勝でW杯出場権獲得

FIFAワールドカップ 2026 カナダ・アメリカ・メキシコ大会南米予選　第14節　アルゼンチン　4-1　ブラジル

▲ 序盤に先制ゴールを決めたフリアン・アルバレス（写真提供：Getty Images）

3月25日に行われたFIFAワールドカップ・カナダ・アメリカ・メキシコ大会の南米予選第14節。アルゼンチンの首都で行われた「アルゼンチン×ブラジル」は、前半にゴールを重ねた世界王者が宿敵ブラジルを撃破した。

「スーペルクラシコ・デ・ラス・アメリカス」とも称される南米の2強による直接対決は、世界王者アルゼンチンが序盤から圧倒した。まずは4分、右サイドからカットインしたナウエル・モリーナ・ルセーロが前線にパスを出すと、トラップしたフリアン・アルバレスが右足でゴールに流し込んで先制。続いて13分には、ナウエル・モリーナ・ルセーロが右サイドからグラウンダーのクロスを上げると、相手の足に当たったボールをエンソ・フェルナンデスが左足ボレーでゴールネットに突き刺してリードを広げた。

ブラジルは27分に相手陣内でクリスティアン・ロメーロからボールを奪い取ったマテウス・クーニャが、左足でゴールに流し込んで1点差に詰め寄った。だがアルゼンチンは37分、エンソ・フェルナンデスのフィードで最終ラインの裏へ抜け出したアレクシス・マカリテルが、左足ボレーでゴールを陥れて再びリードを広げた。

▲ 71分にゴールを決めた途中出場のジュリアーノ・シメオネ。元アルゼンチン代表MFディエゴ・シメオネ氏の息子でもある（写真提供：AFP）

後半は両軍の選手がファウルを巡って言い合いになる一幕も。幾度となく相手ゴールに襲いかかったアルゼンチンは、71分にニコラス・タグリアフィコが左サイドから上げたグラウンダーのクロスに、ジュリアーノ・シメオネが角度のないところから左足でゴールに蹴り込んで 4-1 。その後アルゼンチンは相手の反撃をしのぎ、3点差で勝利を収めた。

快勝したアルゼンチンは、4試合を残して南米最速でワールドカップ出場権を獲得。一方、完敗のブラジルは4位に後退した。

FIFAワールドカップ 2026 カナダ・アメリカ・メキシコ大会南米予選　第14節　（2025/03/25）
アルゼンチン	4-1	ブラジル
エミリアーノ・マルティネス	GK	ベント
ナウエル・モリーナ・ルセーロクリスティアン・ロメーロニコラス・オタメンディニコラス・タグリアフィコ（ファクンド・メディーナ）	DF	ウェズレイマルキーニョスムリーロ（レオ・オルチス）ギリェルミ・アラーナ
レアンドロ・パレーデス（エセキエル・パラシオス）エンソ・フェルナンデスロドリーゴ・デ・ポールアレクシス・マカリテル（ニコラス・パス）ティアゴ・アルマーダ（ジュリアーノ・シメオネ）	MF	アンドレ（エデルソン）ジョエリントン（ジョアン・ゴメス）ハフィーニャ
フリアン・アルバレス（アンヘル・コレーア）	FW	ホドリゴ（エンドリッキ）マテウス・クーニャ（サビーニョ）ビニシウス・ジュニオール
フリアン・アルバレス　04 エンソ・フェルナンデス　13 アレクシス・マカリテル　37 ジュリアーノ・シメオネ　71	ゴール	27　マテウス・クーニャ
ニコラス・タグリアフィコティアゴ・アルマーダニコラス・オタメンディエンソ・フェルナンデス	イエローカード	ムリーロハフィーニャアンドレエンドリッキ
リオネル・スカローニ	監督	ドリバウ・ジュニオール
主審：　アンドレス・ロハス　（コロンビア）会場：　エル・モヌメンタル　（ブエノスアイレス）