Campeonato Brasileiro Serie A 2025ブラジル全国選手権 1部 2025

4月5〜6日に行われたカンピオナート・ブラジレイロの第2節。リオ・グランジ・ド・スウ州の州都ポルト・アレグレで行われた「インテルナシオナウ×クルゼイロ」は、インテルナシオナウが快勝した。

クルゼイロは7分にルーカス・ロメーロのフィードでペナルティエリアの右側を駆け上がったウィリアンが中央に折り返して最後はエドゥアルドが無人のゴールにボールを流し込んだが、ウィリアンが折り返す前にゴールラインを割っていたためゴールキックになった。

対するインテルナシオナウは21分、味方のフィードを前線でトラップしたウェズレイが反転して最終ラインを突破した直後に、背後からジョナタン・ジェズスに背中を押されて転倒。このファウルで主審はジョナタン・ジェズスにレッドカードを出して、クルゼイロは数的不利に陥ってしまった。

数的有利を得たインテルナシオナウは31分、左サイドから中央に送られたボールを受けたアラン・パトリッキが、ペナルティエリアで少しカットインすると右足を振り抜いてゴールに流し込み先制。続けてその6分後には、アラン・パトリッキとのワンツーで右サイドを崩したウェズレイがグラウンダーのクロスを上げると、エクアドル代表FWエネル・バレンシアが左足で合わせてゴールに押し込み、リードを広げた。

クルゼイロは前半のアディショナルタイムにチャンスメイクしたが、ワンデルソンのミドルシュートはポストを直撃して1点を返せなかった。

後半、インテルナシオナウは57分にスルーパスで最終ラインの裏へ抜け出したホアン・カルボネーロがキーパーを引きつけて右へパスを出すと、最後は転倒しながらもウェズレイが無人のゴールへボールを押し込んだ。だがVARのオンフィールドレビューで検証したところ、カルボネーロが左手でトラップしていた事実が発覚したことで、このゴールは取り消された。

それでもインテルナシオナウは77分、パラグアイ代表MFオスカル・ロメーロからのフィードでペナルティエリアに入ったコロンビア代表FWラファエル・サントス・ボレーがファーストタッチで切り返すと、寄せに来たファブリッシオ・ブルーノの股下を抜くシュートを左足で決めて、勝利を決定づけた。

快勝したインテルナシオナウは首位に浮上。敗れたクルゼイロは12位に転落した。

カンピオナート・ブラジレイロ 2025　第2節　（2025/04/06）
インテルナシオナウ	3-0	クルゼイロ
アントーニ	GK	カッシオ
ブライアン・アギーレ アグスティン・ロヘル ビタン アレキサンドロ・ベルナベイ	DF	ウィリアン ジョナタン・ジェズス ファブリッシオ・ブルーノ カイキ・ブルーノ （マルロン）
フェルナンド （ホナウド） ブルーノ・エンリーキ （ジエゴ・ホーザ） アラン・パトリッキ （オスカル・ロメーロ）	MF	ルーカス・ロメーロ  マテウス・エンリーキ エドゥアルド （マテオ・ガマーラ ）
ホアン・カルボネーロ （ビチーニョ） エネル・バレンシア （ラファエル・サントス・ボレー） ウェズレイ	FW	ワンデルソン （マルキーニョス） ガブリエウ・バルボーザ （ラウターロ・ディアス ） ドゥドゥ （ホドリギーニョ）
アラン・パトリッキ　31 エネル・バレンシア　37 ラファエル・サントス・ボレー　77	ゴール
アレキサンドロ・ベルナベイ	イエロー カード	カッシオ
	レッド カード	ジョナタン・ジェズス
ホージェル・マシャード	監督	レオナルド・ジャルジン
主審：　マルセーロ・ジ・リーマ・エンリーキ 会場：　エスタジオ・ベイラ・リオ　（ポルト・アレグレ）