CONMEBOL Sudamericana 2025コンメボル・スダメリカーナ 2025

10月30日に行われたスダメリカーナの準決勝 2nd.Leg。アルゼンチンのラヌースで行われた「ラヌース × ウニベルシダー・デ・チレ」は、ラヌースが接戦を制した。

敵地に乗り込んだウニベルシダー・デ・チレは10分にチリ代表MFチャルレ・アランギスがペナルティエリア付近で右足を振り抜いたが、シュートはキーパーにキャッチされる。対するラヌースは直後の12分に元アルゼンチン代表MFエドゥアルド・サルビオのフィードでキーパーと1対1になったマルセリーノ・モレーノが右足でシュートを決めたが、オフサイドでノーゴールとなった。

ラヌースは30分にカウンターでペナルティエリアに達したロドリーゴ・カスティージョがシュートコースを作って左足を振り抜いたが、ボールは相手に掻き出されてチャンスを逸した。

後半、ラヌースは開始直後の47分にエドゥアルド・サルビオがペナルティアーク付近から右足でゴールを狙ったが、キーパーに弾き返されてしまう。その2分後には左からのクロスのこぼれ球をロドリーゴ・カスティージョが右足ボレーで合わせたが、チャルレ・アランギスにブロックされて枠を捉えられなかった。

ウニベルシダー・デ・チレは52分にルーカス・ディ・ジョーリオがくさびになって右サイドをオーバーラップしたハビエル・アルタミラーノにパスを出すと、アルタミラーノの低いクロスがファーサイドへ流れたところにフェリペ・サロモーニが左足で合わせてゴールに流し込んだ。ところが、この攻撃の起点となった最終ラインからのヘディングによるフィードの際、ディ・ジョーリオが戻りオフサイドだった事実がVARのオンフィールドレビューで発覚したため、このゴールも幻となった。

均衡が破れたのは62分。右サイドのライン際でドリブル突破したマルセリーノ・モレーノが中央でフリーになっていたロドリーゴ・カスティージョへボールを預けると、キーパーを引きつけたカスティージョはペナルティアークでのフェイントでキーパーを振り切り、左足で無人のゴールへとボールを流し込んでラヌースが先制した。

後半のアディショナルタイムにも二度決定機を演出したラヌースの決勝進出が決定。11月22日（日本時間では翌23日）にパラグアイの首都アスンシオンで行われる一発勝負の決勝戦は、「ラヌース vs アトレチコ・ミネイロ」になった。

コンメボル・スダメリカーナ 2025 準決勝 2nd.Leg　（2025/10/30）
ラヌース （アルゼンチン）	1-0	ウニベルシダー・デ・チレ （チリ）
ナウエル・ロサーダ	GK	ガブリエル・カステジョン
ゴンサーロ・ペレス カルロス・イスキエルド ホセ・カナーレ サッシャ・マルシッチ	DF	ハビエル・アルタミラーノ ファビアン・オルマサバル フランコ・カルデロン  （ロドリーゴ・コントレーラス ） マティアス・サルディビア
アグスティン・メディーナ （エセキエル・ムニョス） アグスティン・カルドーソ エドゥアルド・サルビオ （アルマンド・メンデス） マルセリーノ・モレーノ （アレクシス・カネーロ） ラミーロ・カレーラ （フランコ・ワトソン）	MF	フェリペ・サロモーニ  （マティアス・セプルベダ） イスラエル・ポブレーテ チャルレ・アランギス
ロドリーゴ・カスティージョ （ワルテル・ボウ）	FW	マキシミリアーノ・ゲレーロ （レアンドロ・フェルナンデス ） ニコラス・ゲーラ ルーカス・ディ・ジョーリオ
ロドリーゴ・カスティージョ　62	ゴール
アグスティン・カルドーソ ラウターロ・アコスタ	イエロー カード	ファビアン・オルマサバル レアンドロ・フェルナンデス
マウリシオ・ペレグリーノ	監督	グスターボ・アルバレス
主審：　アレクシス・エレーラ　（ベネズエラ ） 会場：　エスタディオ・シウダー・デ・ラヌース　（ラヌース ）