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パブロ・ソラーリにクラスノダールから2千万ドルのオファー しかしリーベルは放出を拒否
リーベル・プレートがU-23アルゼンチン代表FWパブロ・ソラーリの獲得を試みたクラスノダールからのオファーを一蹴
▲ U-23アルゼンチン代表FWパブロ・ソラーリ(写真提供:TyC Sports)
コロコロ(チリ)を経て現在はリーベルの主力として活躍しているパブロ・ソラーリは現在、ハビエル・マスチェラーノ監督率いるU-23アルゼンチン代表でプレオリンピコ(五輪予選)に出場中。毎試合スタメンで起用されていて、現在の活躍が欧州など世界のクラブチームからのオファーにつながっている。
クラスノダールからのオファーは数週間前にあったというが、リーベルがその事実を公にしたのは移籍市場閉幕後の2月2日になってから。クラスノダールから提示された移籍金は2千万ドル(日本円で約29億7千万円)と、アルゼンチンサッカー界で生じる移籍金としては衝撃的な高値だ。先月にもリーベルの所属する18歳のクラウディオ・エチェベリがマンチェスター・シティに移籍(2025年1月まではレンタルで引き続きリーベルに在籍)したが、マンチェスター・シティが支払う移籍金はパブロ・ソラーリに対しクラスノダールが提示した額よりも(USドルで)数百万ドル高かった。
しかし、リーベルと、権利の一部を保有しているコロコロは共同でクラスノダールからのオファーを一蹴した。高額な移籍金を提示されたにも関わらず受け入れなかった理由のひとつに、選手本人の意志もある。パブロ・ソラーリは自身の心境を打ち明けた。
「私はリーベルにいたい。リーベルにいることが楽しいし、今はリーベルで幸せなんだ。私にはまだリーベルで成し遂げたいことが残っている」
「もっと努力してもっと良い選手になりたい。まずは代表チームで全力を尽くすこと。そしてプレオリンピコが終わったら、リーベルで懸命に仕事をするつもりだよ」
パブロ・ソラーリが移籍を拒んだ理由のひとつには、国もあるという。欧州主要リーグからではなく、ロシアという環境にも拒否反応が出たと述べている。
◆ パブロ・ソラーリ
- 本名:
- パブロ・セサル・ソラーリ
- 生年月日:
- 2001年3月22日生まれ()
- 出身:
- アルゼンチン(アリゾナ州サン・ルイス)
- 身長:
- 181cm
- ポジション:
- フォワード
10代の頃はリーベルやベレスの下部組織でテストを受けたが合格せず、タジェーレスのリザーブチームでスキルアップして、2020年にコロコロ(チリ)に期限付き移籍で加入。半年後には完全移籍でコロコロの所属となった。2022年7月にリーベル・プレートが420万ドル(日本円で約6億2千万円)の移籍金を払って獲得し、リーベルの主力として活躍中。U-23アルゼンチン代表。
2024.02.02
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