CONMEBOL Libertadores 2018コンメボル・リベルタドーレス 2018

2月27日〜3月1日に各地で行われたコンメボル・リベルタドーレスのグループリーグ第1節。ブラジルのリオ・デ・ジャネイロで行われた「フラメンゴ×リーベル・プレート」は、ウルグアイ人2人のゴールでリーベルが引き分けに持ち込んだ。

昨年のスダメリカーナ決勝でフラメンギスタ（フラメンゴのサポーター）が暴動を起こしたことへのペナルティにより、無観客試合となった一戦。ベンチからの声と、ボールの乾いた音が顕著に聞こえる中で、前半はフラメンゴが優勢。対するリーベルは、36分にボールを奪おうとした際にジョナスの肘が口に当たったウルグアイ人MFニコラス・デ・ラ・クルスが、前歯を折るアクシデントに見舞われた。それでも前半のアディショナルタイムには、ウルグアイ人FWロドリーゴ・モーラが直接フリーキックで相手ゴールを脅かした。

0-0 で迎えた後半。リーベルは立ち上がりにルーカス・プラットが右足でシュートを打ったが、わずかに枠を逸れた。するとフラメンゴは51分にジエゴがペナルティエリアでレオナルド・ポンシオの右足に掛かって転倒すると、このファウルで得たPKをエンリーキ・ドウラードが冷静に決めて先制した。

だが、フラメンゴはすぐに追いつかれる。54分、中盤からの間接フリーキックをロドリーゴ・モーラがヘディングでゴール右隅に沈めて、スコアは 1-1 となった。

先に追加点を決めたのはフラメンゴで、66分に右サイドへ開いたルーカス・パケターが上げたアーリークロスを、最終ラインの裏でトラップしたエベルトンが振り向きざまにシュートを決めて 2-1 とした。

フラメンゴは69分にも決定機を演出したが、エベルトン・ヒベイロが角度のないところから放ったシュートはキーパーにブロックされる。一方、再び追いかける形になってから次々に選手交代を行ったリーベルは、終盤に攻勢を強めた。すると86分に相手陣内で生まれたルーズボールを、途中出場のウルグアイ代表MFカミーロ・マジャーダが右足を振り抜いてゴール右隅に突き刺した。

リーベルは、ウルグアイ人2人のゴールによって勝ち点1を捻出した結果に。残り5試合で、決勝トーナメント進出を決めるのはどのクラブか。

コンメボル・リベルタドーレス 2018 グループリーグ第1節　（2018/02/28）
フラメンゴ （ブラジル）	2-2	リーベル・プレート （アルゼンチン）
ジエゴ・アウベス	GK	フランコ・アルマーニ
パラ （ホジネイ） ヘーベル ファン ヘネ	DF	ゴンサーロ・モンティエル ジョナタン・マイダーナ ルーカス・マルティネス・クアルタ マルセーロ・サラチ
ジョナス （ホムーロ） エベルトン・ヒベイロ ジエゴ ルーカス・パケター エベルトン （ウィリアン・アロン）	MF	レオナルド・ポンシオ エンソ・ペレス （イグナシオ・スコッコ） ブルーノ・スクリーニ （カミーロ・マジャーダ） ニコラス・デ・ラ・クルス （ファン・フェルナンド・キンテーロ）
エンリーキ・ドウラード	FW	ロドリーゴ・モーラ ルーカス・プラット
（PK）　エンリーキ・ドウラード　53 エベルトン　66	ゴール	54　ロドリーゴ・モーラ 86　カミーロ・マジャーダ
ジエゴ エンリーキ・ドウラード エベルトン ヘーベル	イエロー カード	ジョナタン・マイダーナ ルーカス・マルティネス・クアルタ ブルーノ・スクリーニ
パウロ・セーザル・カルペジャーニ	監督	マルセーロ・ガジャルド
主審：　ミチャエル・エスピノーサ　（ペルー） 会場：　エスタディオ・ド・エンジェニョン　（リオ・デ・ジャネイロ）