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試合後主審に文句を言いに行った? デミチェリス監督は疑惑を否定「選手の非礼を謝りに行った」
スーペルクラシコの終了後にリーベルのマルティン・デミチェリス監督が主審のロッカールームに入室した理由を説明

▲ リーベルの敗退が決まり、対戦相手のボカの健闘に拍手を贈るリーベル・プレートのマルティン・デミチェリス監督(写真提供:TyC Sports)
試合後の記者会見で、デミチェリス監督は記者会見に臨む直前に審判団のロッカールームへ行った理由を次のように説明。
「前半の我々は良かったと思う。ケビン・セノンのフリーキックがあるまでは相手に付け入る隙を与えず、流動的にポゼッションを高めた点では我々が非常に優位だったと思う。それでも彼らは前半のアディショナルタイムに同点ゴールを決めたことで、後半はリラックスして戦えるようになっていたように見えた」
「我々は後半の早い時間帯に勝ち越したはずだった。しかしVARによる数分間の中断ののち、ゴールは取り消された。あのジャッジで相手が精神的に優勢になったように思う」
VARによるゴール取り消しについて主審らにクレームをつける目的で、デミチェリス監督はロッカールームに入ったのか。だが、真相は違った。
「私は審判団の仕事について何も言及したことはないし、今後も話すつもりはない。試合終了直後にうちの選手の一人が主審に何か言ったから、その謝罪をするつもりでロッカールームへ行ったんだ。『申し訳なかった。日頃から冷静さを保つよう選手には指導しているが、“試合に負けたときの選手の感情”を少しでも理解してもらえれば』と伝えたかったんだよ」
疑惑のゴール判定の場面について、デミチェリス監督はボールがゴールを割っていたかどうかはわからないとし、(疑惑の)ゴールを決めた選手が誰なのかも見ていなかったとした。ゆえに、疑惑の判定について審判団に文句を言いに行ったのではないという。
◆ マルティン・デミチェリス
- 本名:
- マルティン・ガストン・デミチェリス
- 生年月日:
- 1980年12月20日生まれ()
- 出身:
- アルゼンチン(コルドバ州フスティニアーノ・ポッセ)
- 身長:
- 184cm
- ポジション:
- センターバック (現役時代)
2000年に19歳でリーベル・プレートのトップチームでデビューして国内リーグ優勝を経験。2003年にバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)に加入して、8シーズンに渡り活躍。2010年にはマラガ(スペイン)に活躍の場を移し、2013年からはマンチェスター・シティ(イングランド)で3シーズンプレイした。2016〜2017年にはエスパニョール(スペイン)、マラガに所属して2017年に現役引退。引退後は古巣バイエルン・ミュンヘンのⅡチームで監督としての経験を積み、UEFAプロコーチングライセンスを取得した。2022年11月、マルセーロ・ガジャルド前監督の後を継いで、リーベルの監督に就任した。元アルゼンチン代表。
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2024.04.21
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