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世界各国のサッカーにまつわる表現・用語を集めた英国の書籍「Do You Speak Football?」の日本語版が6月17日、イースト・プレス社より発売になった。価格は、1,870円（税込）。

本書には、89ヶ国、700フレーズ以上が収録されていて、まさに「世界のフットボール表現辞典」と称するにふさわしい仕上がりになっている。フットボール（サッカー）に関する知識を上乗せするにはピッタリの内容で、海外のフットボールを愛する方々にはもちろん、Jリーグや日本代表を応援する日本サッカーファンにとっても読みやすく、楽しめる一冊だ。

本書は、まずフットボール・コメンテーターとして日本でも活躍中のベン・メイブリー氏の序文で、日本語版刊行への想いが綴られて始まる。続いて、本書の元にあたる英語版の著者トム・ウィリアムズ氏の序文が掲載され、いよいよ本題に突入する。

本題の頭を飾っているのが、南米だ。アルゼンチンにおけるフットボール用語に始まり、ボリビア、ブラジル、チリ、コロンビア…と続く。南米10カ国のフットボール用語の紹介と解説が終わると、次は北中米カリブ海。本書は400ページ超に及ぶが、そのうち約5分の1のおよそ80ページ弱を南米編と北中米カリブ海編が占めている。もちろん、欧州編やアフリカ編、アジア編なども詰め込まれていて、盛りだくさんの内容で読み始めればあっという間に読了するであろう。

そんな、本書において、当サイトの編集長（西野寿洋）は、南米編と北中米カリブ海編の校正ならびに校閲を担当。主に自宅で校閲を進めたが、私用で静岡へ出かけた1月某日には、新幹線の車内で iPad を起動して校閲を進めたこともあった。校閲していて、編集長自身も「ふむふむ」「なるほど」と勉強になる単語が数多くあり、楽しみながらの業務になったことは予想外の喜びでもあった。

本書の帯には、サッカー好きにはおなじみのお二方による感想が寄せられている。倉敷保雄さん、下田恒幸さんの紹介文も必見であり、本書を手に取ればサッカー好きならきっと楽しいひとときを過ごせることだろう。

本書は全国の書店のほか、出版社公式サイトや楽天ブックス、Amazonなどネット通販でも購入可能。この機会にぜひ、一冊お買い求めいただければと存じます。

敬具