
- FIFA World Cup 2018FIFAワールドカップ 2018 ロシア大会

勝負を決したエディンソン・カバーニの2ゴール ベスト8を決めたウルグアイの次戦はフランス
2018 FIFAワールドカップ 決勝トーナメント1回戦 ウルグアイ 2-1 ポルトガル

▲ 抱き合って喜ぶルイス・スアーレスとカルロス・サンチェス(左)を尻目に、腕を組んで渋い表情を崩さなかったポルトガル代表のフェルナンド・サントス監督(右)
試合は、7分にウルグアイが先制。サイドチェンジで左サイドを上がったルイス・スアーレスがクロスを上げると、エディンソン・カバーニが頭で合わせてゴールネットを揺らした。
ウルグアイは22分にもルイス・スアーレスの直接フリーキックで相手ゴールを脅かすと、前半のアディショナルタイムにはカバーニが前線で粘ってボレーシュートに持ち込むなど、積極性が光った。
ポルトガルは後半になると盛り返し、55分にコーナーキックを獲得。すると、ショートコーナーからペペがクロスに頭で合わせて 1-1 とした。
しかしウルグアイは、相手に試合の流れを渡さなかった。62分、自陣からのロングパスをペペがクリアしたものの、ベンタンクールが拾って左へパス。スアーレスがスルーすると、左サイドでフリーになったカバーニが右足でダイレクトシュートをゴールに沈めて 2-1 とした。
ポルトガルは74分にチャンスメイク。GKフェルナンド・ムスレーラがキャッチしきれず手元からボールをこぼすと、ベルナルド・シルバが右足を振り抜いたが、強烈なボレーシュートはクロスバーを超えてしまった。
ウルグアイは70分にカバーニが足を痛めてしまい、ピッチを出るとそのまま途中交代となった。その後はポルトガルが畳みかけるように攻め込んだが、ウルグアイを相手に2点目を奪うことができずタイムアップを迎えた。
ウルグアイはベスト8に名を連ねて、準々決勝ではアルゼンチンを破ったフランスと対戦することになったが、負傷退場したカバーニを欠くようだと攻撃力の低下は避けられない。オスカル・タバーレス監督に、次なる策はあるのか。
2018 FIFAワールドカップ ロシア大会 決勝トーナメント1回戦 (2018/06/30) | ||
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ウルグアイ | 2-1 | ポルトガル |
フェルナンド・ムスレーラ | GK | ルイ・パトリシオ |
マルティン・カセレス ホセ・マリア・ヒメーネス ディエゴ・ゴディン ディエゴ・ラクサール |
DF |
リカルド ペペ ジョゼ・フォンテ ラファエル・ゲレイロ |
ルーカス・トレイラ ロドリゴ・ベンタンクール (クリスティアン・ロドリゲス) マティアス・ベシーノ ナイタン・ナンデス (カルロス・サンチェス) |
MF |
ジョアン・マリオ (マヌエル・フェルナンデス) ベルナルド・シルバ ウィリアン・カルバーリョ アドリエン・シルバ (リカルド・クアレスマ) |
ルイス・スアーレス エディンソン・カバーニ (クリスティアン・ストゥアーニ) |
FW |
クリスティアーノ・ロナルド ゴンサーロ・ゲーデス (アンドレ・シルバ) |
エディンソン・カバーニ 07 エディンソン・カバーニ 62 |
ゴール | 55 ペペ |
イエロー カード |
クリスティアーノ・ロナルド | |
オスカル・タバーレス | 監督 | フェルナンド・サントス |
主審: セサル・ラモス (メキシコ) 会場: フィシュト・スタジアム (ソチ) |
2018.06.30
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