CONMEBOL Sudamericana 2018コンメボル・スダメリカーナ 2018

11月7〜8日に各地で行われたコンメボル・スダメリカーナの準決勝 1st.Leg 。ブラジルのクリチーバで行われた「アトレチコ・パラナエンセ×フルミネンセ」は、アトレチコ・パラナエンセが先勝した。

アトレチコ・パラナエンセは7分に自陣からのロングフィードに反応したマルセーロ・シリーノが、ペナルティアークの手前で飛び出したキーパーより先にボールをトラップしてキーパーを振り切ったが、体から離れたボールは相手に奪われた。対するフルミネンセは、11分にコーナーキックから決定機を演出したが、グンのヘディングシュートはキーパーがゴールライン上で弾き、セカンドボールをルシアーノがヘディングで押し込もうとしたが、腰を落としていたキーパーにキャッチされた。

アトレチコ・パラナエンセは13分にスルーパスで最終ラインの裏へ抜け出したパブロが角度のないところから右足でシュートを打ったが、キーパーが右足に当ててゴールを死守した。それでも19分、右からのクロスをキーパーがパンチングすると、セカンドボールに反応したヘナン・ロジが左足でシュートを打ち、相手に当たって跳ね返ったボールを右足のハーフボレーでゴールに蹴り込み、先制した。

フルミネンセは39分に高い位置でエベラウドがインターセプトしてペナルティエリアを進んだが、右足で放ったシュートはキーパーが落ち着いてキャッチ。するとその1分後にアトレチコ・パラナエンセは左サイドを崩したニコンが中央に折り返して、“ルチョ”こと元アルゼンチン代表MFルイス・ゴンサーレスが左足でシュートを打つも、キーパーの左手を弾いたボールはクロスバーに当たってスタンドのため息を誘った。

後半、アトレチコ・パラナエンセは積極的な選手交代で追加点を目指し、フルミネンセは70分になってから選手交代に打って出た。アトレチコ・パラナエンセは73分にスルーパスでペナルティエリアに入ったパブロが左足でシュートを打ったが、ボールはクロスバーを直撃してしまう。それでも引き続き前がかりに攻めたアトレチコは、77分にヘナン・ロジが左サイドから上げたアーリークロスにホニが頭で合わせてゴールネットを揺らし、2-0 とした。

最後まで攻撃の手を緩めなかったアトレチコ・パラナエンセは、点差以上の内容で先勝したことで決勝進出に大きく前進。一方、敗れたフルミネンセはこの内容だと決勝進出は困難か。

コンメボル・スダメリカーナ　2018　準決勝 1st.Leg　（2018/11/07）
アトレチコ・パラナエンセ （ブラジル）	2-0	フルミネンセ （ブラジル）
サントス	GK	ジュリオ・セーザル
ジョナタン チアゴ・エレーノ レオ・ペレイラ ヘナン・ロジ	DF	イバーニェス グン ジゴン
ルイス・ゴンサーレス （ウェウリントン） ブルーノ・ギマリャイス ニコン	MF	ヒシャルジ アイルトン （レオ） ジャジソン アイルトン・ルーカス ジュニオール・ソルノーサ （ジュニオール・ドゥトラ）
ハファエウ・ベイガ パブロ （ベルジソン） マルセーロ・シリーノ （ホニ）	FW	エベラウド （マルコス・ジュニオール） ルシアーノ
ヘナン・ロジ　19 ホニ　77	ゴール
ルイス・ゴンサーレス マルセーロ・シリーノ ヘナン・ロジ	イエロー カード	エベラウド アイルトン・ルーカス
チアゴ・ヌーニス	監督	マルセーロ・オリベイラ
主審：　ロディ・サンブラーノ・オルメード　（エクアドル） 会場：　アレーナ・ダ・バイシャーダ　（クリチーバ）