
- CONMEBOL Sudamericana 2018コンメボル・スダメリカーナ 2018

すぐに追いついたジュニオールはPK失敗で逆転ならず アトレチコにとっては価値ある引き分け
コンメボル・スダメリカーナ 2018 決勝 1st.Leg アトレティコ・ジュニオール 1-1 アトレチコ・パラナエンセ

▲ キックオフの前にはスタンドの一角でアトレティコ・ジュニオールのサポーターが発煙筒を炊いて士気を高めた
序盤から優勢を保ったアトレティコ・ジュニオールは、29分に左サイドを崩す攻撃から相手のクリアボールを前線に押し戻すと、最後はルイス・ディアスがオーバーヘッド気味のボレーシュートを披露。ボールはクロスバーをかすめて外れたが、この決定機を含めて前半はアトレティコ・ジュニオールが主導権を握った内容だった。
0−0 で後半を迎えると、開始早々にコーナーキックからレオ・ペレイラのヘディングシュートで反撃に出たアトレチコ・パラナエンセが、49分に先制。カウンターで相手陣内を上がったニコンがペナルティエリアへスルーパスを出すと、そこに駆け込んだパブロが右足でニアサイドのポストとキーパーの間を貫くシュートを決めた。
だが、アトレチコ・パラナエンセのリードはすぐになくなった。52分、ゴール前での混戦からペナルティエリアの中央にいたジョニー・ゴンサーレスが左足ボレーで合わせて叩きつけるシュートを決めた。

▲ 49分に先制ゴールを決めたパブロに飛びついて喜ぶアトレチコ・パラナエンセのイレブン
ホームでの初戦を勝っておきたいアトレティコ・ジュニオールは、後半のアディショナルタイムに入っても厚い攻撃を展開。だが、何度も作ったチャンスは相手守護神の体を張った守備によってゴールを阻まれ、逆転は実現しなかった。
内容から、アトレティコ・ジュニオールは勝ち損ねた試合で、アトレチコ・パラナエンセは価値ある引き分けになったといえる。タイトルを決める 2nd.Legは、12月12日にブラジルのクリチーバで行われる。
コンメボル・スダメリカーナ 2018 決勝 1st.Leg (2018/12/05) | ||
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アトレティコ・ジュニオール (コロンビア) |
1-1 | アトレチコ・パラナエンセ (ブラジル) |
セバスティアン・ビエーラ | GK | サントス |
マルロン・ピエドライータ ジェフェルソン・ゴメス ラファエル・ペレス ヘルマン・グティエレス |
DF |
ジョナタン チアゴ・エレーノ レオ・ペレイラ ヘナン・ロジ |
ルイス・ナルバエス (セバスティアン・エルナンデス) ビクトル・カンティージョ ハメス・サンチェス (ダニエル・モレーノ) ハルラン・バレーラ |
MF |
ブルーノ・ギマリャイス ルイス・ゴンサーレス (マルシーニョ) ハファエウ・ベイガ (ウェウリントン) |
ルイス・ディアス ジョニー・ゴンサーレス (ルイス・カルロス・ルイス) |
FW |
ニコン パブロ (ホニ) マルセーロ・シリーノ |
ジョニー・ゴンサーレス 52 | ゴール | 49 パブロ |
ラファエル・ペレス | イエロー カード |
レオ・ペレイラ ブルーノ・ギマリャイス チアゴ・エレーノ |
フリオ・コメサーニャ | 監督 | チアゴ・ヌーニス |
主審: ディエゴ・アロ (ペルー) 会場: エスタディオ・メトロポリターノ (バランキージャ) |
2018.12.05
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