Eliminatórias de CONMEBOL para la Copa Mundial de 2022FIFAワールドカップ 2022 カタール大会 南米予選

2022年のFIFAワールドカップ・カタール大会の出場国を決める南米予選は10月8日に開幕し、8〜9日に南米各国で第1節が行われた。パラグアイの首都アスンシオンで行われた「パラグアイ×ペルー」は、ペルーが追いついて引き分けに持ち込んだ。

今回の南米予選は元々3月に開幕する予定だったが、COVID-19（新型コロナウィルス感染症）のパンデミックで予選どころではなくなってしまったこともあり、開幕が約6ヶ月半延期していた。

パラグアイは6分にダリオ・レスカーノがペナルティアークでボールを浮かせて相手のマークを振り切ると、左足ボレーでキーパーのファインセーブを誘う場面を演出した。だがその後は互いに中盤での削り合いが目立ち、決定的な場面は少ないままでハーフタイムを迎えた。

均衡が破れたのは、エンドの替わった後半。ペルーは左サイドからペナルティエリアへロングスローでボールを送ると、クリアを試みたグスターボ・ゴメスのヘディングがファーサイドでフリーになっていたアンドレ・カリージョへのパスになってしまう。カリージョは右足ボレーで合わせてゴールに流し込み、ペルーが52分に先制した。

パラグアイは62分に3人を交代させると、投入されたうちのアンヘル・ロメーロが結果を出す。まずは66分、左サイドからのクロスをファーサイドで拾って組み立て直し、アルベルト・エスピノラがペナルティエリアの手前から左足でクロスを上げると、オフサイドすれすれで最終ラインの裏へ抜け出したアンヘル・ロメーロがトラップしたボールを右足ボレーでゴールに沈めて、スコアをタイに戻した。

すると試合の流れを引き寄せたパラグアイは81分、ゴール前の混戦でアルベルト・エスピノラがヘディングで右にいたアンヘル・ロメーロへボールを送ると、ロメーロは右足を振り抜いてゴールネットを揺らして逆転に成功した。

だが試合はこれで終わらなかった。85分、ペルーは左サイドをオーバーラップしたミゲル・トラウコのクロスに反応したアンドレ・カリージョが、相手のマークを振り切りダイビングヘッドでゴールに叩き込み、2-2 とした。

パラグアイは次節、敵地に乗り込んでベネズエラと対戦予定。ペルーは次節、自国にブラジルを迎えて対戦する。

FIFAワールドカップ 2022 カタール大会 南米予選　第1節　（2020/10/08）
パラグアイ	2-2	ペルー
ロベルト・フェルナンデス	GK	ペドロ・ガレーセ
アルベルト・エスピノラ グスターボ・ゴメス ジュニオール・アロンソ ブラス・リベーロス	DF	ルイス・アドビンクラ カルロス・サンブラーノ ルイス・アブラン ミゲル・トラウコ
アドリアン・クバス （リチャール・サンチェス） ガストン・ヒメーネス （セルソ・オルティス） ミゲル・アルミロン （アントニオ・サナブリア） マティアス・ビヤサンティ エルナン・ペレス （アンヘル・ロメーロ）	MF	レナート・タピア （セルヒオ・ペーニャ） ペドロ・アキーノ ヨシマール・ヨトゥン （アンディ・ポロ） アンドレ・カリージョ （マルコス・ロペス） クリスティアン・クエバ （ジェフェルソン・ファルファン）
ダリオ・レスカーノ （ラウール・ボバディージャ）	FW	ラウール・ルイディアス （クリストフェル・ゴンサーレス）
アンヘル・ロメーロ　66 アンヘル・ロメーロ　81	ゴール	52　アンドレ・カリージョ 85　アンドレ・カリージョ
アドリアン・クバス マティアス・ビヤサンティ アルベルト・エスピノラ	イエロー カード	カルロス・サンブラーノ
エドゥアルド・ベリッソ	監督	リカルド・ガレカ
主審：　ネストル・ファビアン・ピターナ　（アルゼンチン） 会場：　エスタディオ・デフェンソーレス・デル・チャコ　（アスンシオン）