CONMEBOL Sudamericana 2021コンメボル・スダメリカーナ 2021

9月22〜23日に行われたコンメボル・スダメリカーナの準決勝 1st.Leg 。ウルグアイの首都モンテビデオで行われた「ペニャロール × アトレチコ・パラナエンセ」は、敵地に乗り込んだアトレチコが競り勝った。

先制点は電光石火で、右サイドの高い位置でマルシーニョがインターセプトしたボールを、ニコンが拾ってゴール前へクロスを上げると、ビゾーリがヘディングで浮かせたボールをウルグアイ代表MFダビ・テランスがバイシクルシュートでゴールに蹴り入れた。キックオフから75秒後の先制点で、ダビ・テランスは4月まで所属していた古巣への恩返しゴールを決めた。

だがペニャロールは21分に追いつく。左サイドで味方のパスを受けたファクンド・トーレスがクロスを上げると、胸でトラップしたウルグアイ代表FWアグスティン・アルバレス・マルティネスが左足のハーフボレーで合わせるも、ボールは当たり損ないに。ところが当たり損ねたのが逆に功を奏し、バウンドしてゼ・イバウドの背後へと弾んだボールを、アグスティン・アルバレス・マルティネスが右足を伸ばしてトゥーキックでゴールに押し込んだ。

後半、ペニャロールはバレンティン・ロドリゲスがペナルティエリア付近から左足でクロスともシュートともとれるキックをしたが、ゴールには結びつかず。67分には右からのクロスにアグスティン・カノービオが頭で合わせたが、ヘディングシュートはジャストミートせず枠を逸れた。

対照的にアトレチコ・パラナエンセは、74分にセットプレイから追加点を奪った。右サイドでセットプレイを得てニコンのフリーキックが相手にクリアされるも、セカンドボールに反応したペドロ・ホッシャが右足を振り抜き、ボレーシュートでゴールネットを揺らした。

ペニャロールは終盤に何度か決定機を演出したが、追加点を奪えず惜敗。2nd.Leg は9月30日に、ブラジルのクリチーバで行われる。

コンメボル・スダメリカーナ 2021 準決勝 1st.Leg　（2021/09/23）
ペニャロール （ウルグアイ）	1-2	アトレチコ・パラナエンセ （ブラジル）
ケビン・ダウソン	GK	サントス
ジオバンニ・ゴンサーレス カルロス・ロドリゲス ガリ・カヘルマチェル ファン・ラモス （バレンティン・ロドリゲス）	DF	ペドロ・エンリーキ チアゴ・エレーノ ゼ・イバウド
ヘスス・トリンダーデ （ダミアン・ムスト） ワルテル・ガルガーノ （ニコラス・ガイタン） パブロ・セペリーニ （アリエル・ナウエルパン）	MF	エリッキ ヒシャルジ （レオ・シッタジーニ） マルシーニョ （クリスチャン） アビネル・ビニシウス （ニコラス）
アグスティン・カノービオ （イグナシオ・ラキンターナ） アグスティン・アルバレス・マルティネス ファクンド・トーレス	FW	ニコン ビゾーリ （ヘナット・カイゼル） ダビ・テランス （ペドロ・ホッシャ）
アグスティン・アルバレス・マルティネス　21	ゴール	01　ダビ・テランス 74　ペドロ・ホッシャ
ヘスス・トリンダーデ エセキエル・サンギネッティ アグスティン・アルバレス・マルティネス バレンティン・ロドリゲス	イエロー カード	エリッキ ヒシャルジ ニコラス ニコン レオ・シッタジーニ
マウリシオ・ラリエーラ	監督	パウロ・アウトゥオーリ
主審：　ディエゴ・ミルコ・アロ　（ペルー） 会場：　エスタディオ・カンペオン・デル・シグロ　（モンテビデオ）