
- Selección Nacional de Chileチリ代表

南米予選で苦しむチリに激震 バルガスが靱帯断裂を伴う捻挫で年内は復帰絶望か
31歳のチリ代表FWエドゥアルド・バルガスが右足首の捻挫で代表からも離脱

▲ 右足首の捻挫で戦線離脱を余儀なくされたチリ代表FWエドゥアルド・バルガス(写真は2021年9月28日のもの)(写真提供:AFP)
【関連リンク】2021年10月1日に更新されたチリ代表メンバー
バルガスが所属するアトレチコ・ミネイロの広報によれば、同選手は右足首を捻挫して現在治療中。クラブのメディカル部門で毎日検査を受けているとのこと。するとこの発表から数時間後には、FFCH(チリサッカー連盟)が「バルガスが負った右足首の負傷は、関節の異常を伴うグレード3の捻挫」と発信し、同選手の代表離脱を公に認めた。
捻挫のグレード3とは、靭帯が完全に断裂して足関節の緩みを生じるレベルで、非常に強い腫れと痛みで数日中にもかかとの周辺が内出血で変色することもあると定義されている。(出典:日大病院スポーツ整形外科)
バルガスの母国チリのメディアは、「バルガスは10月の3連戦だけでなく、11月の南米予選にも出場できそうにない」と報じていて、同選手は最大5試合も南米予選を欠場する見込みだ。アレクシス・サンチェスを復帰させたとはいえ、バルガスの戦線離脱がチリ代表にとって大きな痛手となることは想像に難くない。
アトレチコ・ミネイロでは先のリベルタドーレスでスペイン代表FWジエゴ・コスタが左のハムストリングスを痛めて以降、試合に出場しておらず、同クラブは当面の間ジエゴ・コスタとバルガスを欠いて公式戦を戦うことになる。
なお、チリ代表は2日にホアキン・モンテシノスとアンヘロ・サガルを追加招集した。
◆ エドゥアルド・バルガス
- 本名:
- エドゥアルド・ヘスス・バルガス・ロハス
- 生年月日:
- 1989年11月20日生まれ()
- 出身:
- チリ(レンカ)
- 身長:
- 175cm
- ポジション:
- フォワード
2006年にコブレロアの下部組織からトップチームに昇格すると、すぐに頭角を現す。2009年にウニベルシダー・デ・チレへ移籍すると、そこでも活躍して2012年にはナポリ(イタリア)へ渡ったが、翌2013年に期限付きで移籍したグレミオ(ブラジル)でのほうが活躍が目立った。2015年にホッフェンハイム(ドイツ)へ移籍したが、2017年から所属しているティグレスUANL(メキシコ)でのほうがより良い結果を残し、3年間で42ゴールを叩き出した。2020年からはアトレチコ・ミネイロ(ブラジル)で活躍中。チリ代表。
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2021.10.02
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