Eliminatórias de CONMEBOL para la Copa Mundial de 2022FIFAワールドカップ 2022 カタール大会 南米予選

10月7日に南米各国で行われたワールドカップ南米予選の第11節。ベネズエラの首都カラカスで行われた「ベネズエラ×ブラジル」は、敵地に乗り込んだブラジルが逆転勝利を収めた。

累積警告により、今節は出場停止のネイマールを欠いて臨んだブラジルは、6分に“ガビゴウ”ことブラジル代表FWガブリエウ・バルボーザがペナルティアーク付近で左足を振り抜いたが、低く抑えたシュートは枠を捉えられない。対するベネズエラは10分、ペナルティエリアの右端からジェフェルソン・ソテルドが右足でクロスを上げると、エリック・ラミーレスがヘディングでゴールに沈めて先制。マルキーニョスとチアゴ・シウバがともに足を滑らせて転倒してしまい、エリック・ラミーレスにフリーでヘディングシュートを打たせての失点だった。

追いかける形になったブラジルは17分にガブリエウ・ジェズスが右足でゴールを狙ったが、枠を逸れた上にオフサイド。21分にはルーカス・パケターのスルーパスでペナルティエリアに入ったエベルトン・ヒベイロが左足で折り返すと、ナウエル・フェラレーシの足に当たったボールはクロスバーを直撃してツキもなかった。

後半、ブラジルは56分にギリェルミ・アラーナのフリーキックにチアゴ・シウバが頭で合わせてゴールに沈めたが、オフサイドでノーゴールとなる。それでも70分、マルキーニョスがコーナーキックに頭で合わせて 1-1 とした。

ブラジルは81分、途中出場のハフィーニャが右サイドからドリブルで中央に移ってビニシウス・ジュニオールにパスを出すと、ペナルティエリアでトラップしたビニシウス・ジュニオールはカットインしてシュート。キーパーが弾いたところに反応した“ガビゴウ”が背後から倒されて得たPKを、“ガビゴウ”が自ら決めてブラジルが逆転に成功した。

6分設けられた後半のアディショナルタイムが5分を過ぎようとするときには、エメルソンのスルーパスでゴールエリアまで上がったハフィーニャが左足のアウトサイドキックでボールを折り返し、最後は今回がA代表初招集の21歳アントニーが左足ボレーでゴールに押し込んで、勝利を決定づけた。

勝ったブラジルは無敗で首位独走態勢を維持。前半は健闘したベネズエラは、結局敗れて最下位を抜け出せずにいる。

FIFAワールドカップ 2022 カタール大会 南米予選　第11節　（2021/10/07）
ベネズエラ	1-3	ブラジル
ジョエル・グラテロル	GK	アリソン・ベッケル
ロナール・エルナンデス ホスア・メヒーアス （ジョン・チャンセロール） ナウエル・フェラレーシ オスカル・ゴンサーレス	DF	ダニーロ （エメルソン） マルキーニョス チアゴ・シウバ ギリェルミ・アラーナ （アレックス・サンドロ）
トマス・リンコン （ジュニオール・モレーノ） ホセ・アンドレス・マルティネス （エドソン・カスティージョ） ダルウィン・マチース （セルヒオ・コルドバ） ジェフェルソン・ソテルド アダルベルト・ペニャランダ （エドゥアール・ベージョ）	MF	ファビーニョ ジェルソン エベルトン・ヒベイロ （ハフィーニャ） ルーカス・パケター （ビニシウス・ジュニオール）
エリック・ラミーレス	FW	ガブリエウ・バルボーザ ガブリエウ・ジェズス （アントニー）
エリック・ラミーレス　10	ゴール	70　マルキーニョス 84　ガブリエウ・バルボーザ　（PK） 90+5　アントニー
エドゥアール・ベージョ ロナール・エルナンデス	イエロー カード	マルキーニョス
レオナルド・ゴンサーレス	監督	チッチ
主審：　ケビン・パオロ・オルテガ　（ペルー） 会場：　エスタディオ・オリンピコ・デ・ラ・UCV　（カラカス）