Seleção Brasileiraブラジル代表

ブラジル代表のチッチ監督は7日、11月開幕のワールドカップに臨む同国代表のメンバー26人を発表した。

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ブラジル国内の報道では、39歳のダニエウ・アウベスがメンバー入りしたことを「大きな驚き」として取り上げた。ダニエウ・アウベスは直前の親善試合（ガーナ戦とチュニジア戦）でメンバーから外されていた。

他で、直前の親善試合に招集されなかったのに今回招集された選手は2人いる。FWガブリエウ・ジェズスとFWガブリエウ・マルチネッリを招集した理由を、チッチ監督は次のように説明。

「ガブリエウ・ジェズスとガブリエウ・マルチネッリはともに、プレミアリーグで首位に立つアーセナルのハイライトのひとつであり、ポテンシャルが高く、スピードの緩急のつけ方にも優れている。他にもメンバー入りしておかしくない選手は複数いるが、それを取捨選択するのが私の仕事だ。現在のチームの構成やプラン、特性を考慮した結果、両サイドに鋭い選手が必要だった。ゆえの選択だ」

ダニエウ・アウベスを招集した理由については、次のように説明。その上で、twitter などSNSに対する持論も述べた。

「ダニは技術的や戦術的、そして精神的な面でチームを牽引する役割を果たしてくれると考えた。カピタン（キャプテン）だね。それから twitter などで巻き起こっている議論については重視していない。我々を応援してくれている何百万人のファンにとって、twitter はいったい何の参考になるのか。私はソーシャルメディアを利用している人々を喜ばせるために監督を務めているわけではないし、twitter での意見がブラジル人全体の何％になるのかはわからない。誰を招集し、誰を外しても異論反論は必ず出る。ゆえに全員を納得させるメンバー構成など不可能であり、そんな自負もない。私はカタールで結果を出すために必要な選手を招集したに過ぎない」

ほかに、フィリッピ・コウチーニョをケガで招集できなかったことや、今回がワールドカップ初出場になる選手に関する質問、そして2018年との比較など様々な質疑応答を消化したチッチ監督。

ブラジル代表はカタール大会で、24日にセルビア、28日にスイス、そして12月2日にカメルーンとそれぞれ対戦予定。このたび招集された選手は14日にイタリアのトリノに集合して、カタールへ向かう19日までトリノで練習する予定になっている。