FIFA World Cup 2022FIFAワールドカップ 2022 カタール大会

11月20日からカタールで開催中のFIFAワールドカップ。30日にドーハで行われたグループステージの第3節「ポーランド vs アルゼンチン」は、アルゼンチンが勝利を収めた。

アルゼンチンは6分にメッシがペナルティアークで利き足でない右足でのシュートに持ち込むも、ボールはキーパーにキャッチされる。9分にはメッシのボールキープから最後はアンヘル・ディ・マリアがミドルシュートに及んだが、ボールは相手に当たってゴールに至らず。10分にはメッシがペナルティエリアでシュートを打つも、枠を捉えたボールはキーパーに弾き出された。

アルゼンチンは28分に攻め込むと、最後はマルコス・アクーニャが左足を振り抜いたがシュートはわずかに枠を逸れる。ボールを支配するアルゼンチンに対し、ポーランドは堅守速攻で応戦したが、前線にポツンと一人のレヴァンドフスキにボールを送っても囲まれて奪われる場面が散見された。

アルゼンチンは35分にスルーパスで最終ラインの裏へ抜け出したフリアン・アルバレスが左足でシュートを打つも、枠を捉えたボールはキーパーがキーパーに弾かれ、こぼれ球を折り返すもメッシはヘディングで合わせられなかった。

ところがメッシがヘディングを逸らした場面で、キーパーによるアフターチャージがありVARチェックになると、オンフィールドレビューで確認した主審はキーパーのファウルとジャッジしてアルゼンチンにPKを与えた。ところがメッシのPKはキーパーにコースを読まれ、アルゼンチンは先制できず。アルゼンチンは前半だけでも16本ものシュートを浴びせたが、均衡を破れなかった。

0-0 で迎えた後半。アルゼンチンは開始早々に均衡を破った。46分、ディ・マリアからボールを預かったナウエル・モリーナ・ルセーロがグラウンダーのクロスを上げると、アレクシス・マカリテルが右足で合わせてゴールに流し込んでの先制ゴールだった。

さらに畳みかけたアルゼンチンは67分、エンソ・フェルナンデスからのパスをペナルティエリアで受けたフリアン・アルバレスが右足でゴールネットに突き刺して 2-0 とした。

アルゼンチンは73分にスルーパスでフリアン・アルバレスが最終ラインの裏へ抜け出したが、ペナルティエリアで打ったシュートはサイドネットへ。後半のアディショナルタイムにはニコラス・タグリアフィコがループシュートを放ったが、キーパーが指先に触れてゴールを死守した。

アルゼンチンは連勝でグループ首位通過が決定。敗れたポーランドは、勝ち点でメキシコに並ばれたが得失点差で上回り2位通過を果たした。

FIFAワールドカップ 2022 カタール大会　グループステージ第3節　（2022/11/30）
ポーランド	0-2	アルゼンチン
ボイチェフ シュチェスニー	GK	エミリアーノ・マルティネス
マティ・キャッシュ カミル・グリク ヤクブ・キヴィオル バルトシュ・ベレシンスキ （アルトゥル・イェンドジェイチク）	DF	ナウエル・モリーナ・ルセーロ クリスティアン・ロメーロ ニコラス・オタメンディ マルコス・アクーニャ （ニコラス・タグリアフィコ）
グジェゴシュ・クリホビアク （クシシュトフ・ピョンテク） クリスティアン・ビエリク ピオトル・ジエリンスキ プジェミスワフ・フランコフスキ （ヤクブ・カミンスキ）	MF	アレクシス・マカリテル （ティアゴ・アルマーダ） エンソ・フェルナンデス （ヘルマン・ペッセーラ） ロドリーゴ・デ・ポール
カロル・シフィデルスキ （ミハウ・スクラシ） ロベルト・レヴァンドフスキ	FW	リオネル・メッシ フリアン・アルバレス （ラウターロ・マルティネス） アンヘル・ディ・マリア （レアンドロ・パレーデス）
	ゴール	46　アレクシス・マカリテル 67　フリアン・アルバレス
33％	ボール 支配率	67％
（枠内:0） 4	シュート	26 （枠内:11）
79％	パス 成功率	91.5％
0	オフサイド	0
1	コーナー キック	9
グジェゴシュ・クリホビアク	イエロー カード	マルコス・アクーニャ
チェスワフ・ミヒニエヴィチ	監督	リオネル・スカローニ
主審：　ダニー・マッケリー　（オランダ ） 会場：　スタジアム974　（ドーハ ）