
- CONMEBOL南米サッカー連盟

CONMEBOLが緊急声明 いかなる理由を問わずすべてのテロ、暴力、差別を非難
アルゼンチン1部リーグでの殺人事件を受けてCONMEBOLが出した緊急声明

▲ CONMEBOL(南米サッカー連盟)
CONMEBOL が言及したのは、4月15日にアルゼンチンのコルドバで行われたクラシコ「ベルグラーノ vs タジェーレス」での出来事。特定のサポーターに因縁をつけたことを機に集団暴行へと発展し、被害を受けた男性がスタンドから投げ落とされて死亡した殺人事件だ。
CONMEBOL は公式サイト上で、前述の殺人事件について非難する声明を出した。
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4月15日にアルゼンチンで非常に悲しいことがあった。エマヌエル・バルボさんが死亡するに至った暴力は、アルゼンチンサッカー界のみならず、南米全土ならびに世界中のサッカー界に深い悲しみをもたらしました。
CONMEBOL は、いかなる理由を問わずすべてのテロ、暴力、差別を徹底して非難することを再確認し、南米大陸にあるすべての団体やクラブチームに対しても健全なスポーツと平和に反する行為を拒否するように呼びかけます。
我々は、多様性とアイデンティティを尊重し、すべてのスタジアムが家族で楽しめる環境であることを認識する必要があります。そのためには、サポーター全員が暴力や差別を排除する意識を持つことがとても重要です。
たしかにサッカーへの情熱は、平和や喜び、健全性を保ちながらもその中で団結していいものです。
CONMEBOLのファミリー全員を代表して、我々はこのたび犠牲となったエマヌエル・バルボさんと、そのご家族やご友人に対して深い哀悼の意を表します。そして、このような痛ましい事件が二度と起こらないよう、CONMEBOL が管轄するすべての試合で黙祷を行うよう呼びかけます。
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2017.04.21
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