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ワールドカップの100周年に照準 CONMEBOLが総会で南米大陸への大会招致を明言
CONMEBOLがチリの首都サンティアゴで第67回通常総会を開催

▲ CONMEBOLの第67回通常総会で壇上に立つアレハンドロ・ドミンゲス委員長
総会で「遅れていた過去の歴史が印象を悪くしている側面もあるが、我々は経営を近代化するための新たな施策に成功している」と南米サッカーの発展を強調したドミンゲス委員長は、CONMEBOLの設立100周年にあたる2016年に開催された「コパ・アメリカ・センテナリオ」にも言及。北米大陸のU.S.A.やメキシコ、さらにジャマイカ、パナマなども招待して開催したU.S.A.での大会実績を例に挙げて「コパ・アメリカ・センテナリオでは、スポーツを介しての協調・統合で新たなベクトルを示すことができたし、北中米と南米との新たな団結の形を示すことができた」と成功をアピールした。
そのほか、2016年以前まで「コパ・リベルタドーレス」、「コパ・スダメリカーナ」として開催されていたクラブチームの国際大会について、2017年から「CONMEBOLリベルタドーレス」、「CONMEBOLスダメリカーナ」に変更したことにも言及して「我々は企業イメージを改善したし、新たな南米サッカー史の足跡を残した」とリニューアルの成功を協調した。リベルタドーレスにおいては、メキシコのクラブチームの招待を廃止して、南米大陸のクラブチームのみで頂点を争う大会に様変わりさせたのは事実である。
その上で総会では、2030年のワールドカップ開催国についても語られ、1930年の第1回ワールドカップ(ウルグアイ大会)から100年の節目となる年にFIFAワールドカップの開催を南米大陸で実現させたいと、ドミンゲス委員長は明言した。
2030年のワールドカップ開催国については、2014年にウルグアイとチリが候補地として名乗りを上げていて、それぞれアルゼンチンとの共同開催にするか、単独開催にするかなども話題になった。このときは言及を避けていた CONMEBOL は、今回初めて2030年のワールドカップ開催について“連盟として”主張。果たして、2030年のワールドカップは(2014年のブラジル大会以来)16年ぶりに南米大陸で開催されることになるのか否か。
2017.04.26
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