
- Superliga Argentinaスーペルリーガ・アルヘンティーナ 2017-2018

ルールを忘れた? 守護神の珍プレイで数的不利に陥ったリーベルは敗れて暫定15位に転落
スーペルリーガ・アルヘンティーナ 2017-2018 第9節 インデペンディエンテ 1-0 リーベル・プレート

▲ 19分にペナルティエリアの外でバウンドするボールをキャッチしたリーベルの守護神ヘルマン・ルクス(左)は、レッドカードを受けて退場した
この試合は序盤にリーベルが謎の珍プレイを犯して、劣勢を自ら招いた。19分にインデペンディエンテが自陣から前線に送ったロングフィードに対し、反応して前に飛び出したGKヘルマン・ルクスがペナルティエリアを飛び出してボールをジャンピングキャッチ。捕らなければ失点確実のピンチではあったが、ペナルティエリアの外ではキーパーも手でボールに触れてはいけないことはサッカーのルールとして基本中の基本。当然主審が見過ごすはずもなく、ルクスはレッドカードで退場処分となり、リーベルは数的不利に陥った。ピッチサイドで、ガジャルド監督は呆れた表情を浮かべて溜め息を吐いていた。

▲ 82分に値千金のゴールを決めたニコラス・ドミンゴ(中央)を抱きしめるマキシミリアーノ・メサ(8番)らインデペンディエンテのイレブン
リーベルは70分にゴンサーロ・マルティネスが得意の左足でミドルシュートを打ったが、ボールはクロスバーに当たってゴールネットを揺らせない。すると反撃に転じたインデペンディエンテは何度かチャンスを作ると、82分にカウンターを仕掛けて先制。ロングフィードで左サイドを駆け上がったファン・サンチェス・ミーニョがトラップしたボールの勢いを殺さずにペナルティエリアまで猛然と走り込むと、中央に折り返してニコラス・ドミンゴのゴールをアシストした。
接戦を制したインデペンディエンテは暫定ながら7位に浮上した一方、敗れたリーベルは暫定で15位に転落した。
スーペルリーガ・アルヘンティーナ 2017-2018 第9節 (2017/11/18) | ||
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インデペンディエンテ | 1-0 | リーベル・プレート |
マルティン・カンパーニャ | GK | ヘルマン・ルクス |
ジョナス・グティエレス アラン・フランコ フェルナンド・アモレビエータ ニコラス・タグリアフィーコ |
DF |
ゴンサーロ・モンティエル ジョナタン・マイダーナ ハビエル・ピノーラ ミルトン・カッコ |
ニコラス・ドミンゴ ワルテル・エルビーティ (マキシミリアーノ・メサ) ガストン・トーニ (エマヌエル・ジグリオッティ) マルティン・ベニーテス ファン・サンチェス・ミーニョ (エセキエル・バルコ) |
MF |
レオナルド・ポンシオ アリエル・ロハス (ラファエル・サントス・ボレー) カルロス・アウスキ (エンソ・ペレス) ニコラス・デ・ラ・クルス (エンリケ・ボローニャ) ゴンサーロ・マルティネス |
ルーカス・アルベルテンゴ | FW | イグナシオ・スコッコ |
ニコラス・ドミンゴ 82 | ゴール | |
フェルナンド・アモレビエータ ルーカス・アルベルテンゴ ジョナス・グティエレス |
イエロー カード |
ジョナタン・マイダーナ エンソ・ペレス |
レッド カード |
ヘルマン・ルクス | |
アリエル・オラン | 監督 | マルセーロ・ガジャルド |
主審: シルビオ・トルッコ 会場: エスタディオ・リベルタドーレス・デ・アメリカ (アベジャネーダ) |
2017.11.18
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