Eliminatórias de CONMEBOL para la Copa Mundial de 2022FIFAワールドカップ 2022 カタール大会 南米予選

10月10日に南米各国で行われたワールドカップ南米予選の第5節。チリの首都サンティアゴで行われた「チリ×パラグアイ」は、マウリシオ・イスラの1ゴール1アシストでチリが勝利を収めた。

第5節は元々2021年3月下旬にスケジュールが組まれていたが、COVID-19（新型コロナウイルス感染症）の感染防止策として入国時に10日間の検疫が必要である点を理由に、欧州など国外のクラブが代表への選手派遣を拒否したため、第6節とともに延期になっていた。第6節は先に9月に消化され、残った第5節が10月に組み込まれたことで、9月と10月ともに3連戦という過密日程になった。

国内で監督解任論まで出ているチリは、背水の陣とばかりに立ち上がりから前のめりに攻め込んだ。ボールを支配して主導権を握り、38分にはパウロ・ディアスのヘディングシュートがキーパーのファインセーブを誘って、スタンドからはため息が漏れた。

後半もチリは主導権を譲らない。すると67分、スルーパスで右サイドをオーバーラップしたマウリシオ・イスラがエンドライン際からボールを折り返すと、ペナルティエリアでトラップしたベン・ブレレトンが角度のないところから右足を振り抜き、ゴールネットを揺らして先制した。

さらにその4分後には、ペナルティエリアの右側でトラップしたマウリシオ・イスラが、右足から左足にボールを持ち替えてゴールへ流し込み 2-0 とした。

チリは2点差とした直後にチャルレ・アランギスが2枚目のイエローカードで退場。対するパラグアイは77分にオスカル・カルドーソやリチャール・サンチェスら3人を投入して巻き返しを図ったが、87分に退場者を出して最後までちぐはぐだった。

チリ、パラグアイともに順位に変動はない。

FIFAワールドカップ 2022 カタール大会 南米予選　第5節　（2021/10/10）
チリ	2-0	パラグアイ
クラウディオ・ブラーボ	GK	アントニー・シルバ
マウリシオ・イスラ ギジェルモ・マリパン パウロ・ディアス （エンソ・ロコ） セバスティアン・ベガス	DF	ロベール・ロハス （ファン・エスコバル） グスターボ・ゴメス オマール・アルデレーテ サンティアゴ・アルサメンディア
エリック・プルガル チャルレ・アランギス アルトゥーロ・ビダル ルイス・ヒメーネス （ジャン・メネーセス）	MF	アンヘル・カルドーソ ホルヘ・モレル （リチャール・サンチェス） アンヘル・ロメーロ （オスカル・カルドーソ） ミゲル・アルミロン エルナン・ペレス
アレクシス・サンチェス （マルセリーノ・ヌーニェス） ベン・ブレレトン	FW	カルロス・ゴンサーレス （アントニオ・サナブリア）
ベン・ブレレトン　67 マウリシオ・イスラ　71	ゴール
チャルレ・アランギス ベン・ブレレトン ルイス・ヒメーネス	イエロー カード	ホルヘ・モレル エルナン・ペレス オマール・アルデレーテ
チャルレ・アランギス	レッド カード	オマール・アルデレーテ
マルティン・ラサルテ	監督	エドゥアルド・ベリッソ
主審：　ネストル・ファビアン・ピターナ　（アルゼンチン） 会場：　エスタディオ・サン・カルロス・デ・アポキンド　（サンティアゴ）