Selección Nacional de Perúペルー代表

13日にオーストラリアとの大陸間プレイオフに臨むペルー代表が11日、カタールに入国後初めてチーム練習を実施した。

カタールに入国するまではスペインのバルセロナでチーム練習を積んでいたペルー代表は、カタールの首都ドーハに到着して初のチーム練習を実施。ドバイの中心部から北へ移動したところにあるアブドゥラ・ビン・ハリーファ・スタジアムには、40度を優に超える酷暑を緩和するための空調システムが整備されていて、現地の気候ほどの苦しさは和らいだ状況で運動ができているという。

チーム練習ではオーストラリア戦に向けた戦術の確認を行い、入念なストレッチを経てボールを使っての練習を順調に消化。ただし、今回招集された28人全員が同じ練習メニューではなく、ヨシマール・ヨトゥンら数人は他の選手より遅れてスタジアムに登場すると、スニーカーを履いた足でジョギングや筋トレなどの別メニューを消化した。ヨトゥンにはふくらはぎに違和感があるためで、オーストラリア戦のある13日までにコンディションが整うかは定かでないという。ただし、こうしたネガティブ要素は情報戦の一端とする見方もある。

「オーストラリア vs ペルー」は13日の午後9時（日本時間では翌14日の午前3時）にキックオフ予定で、ペルー時間では13日の午後1時にキックオフとなるこの日を、ペルー政府は国民の祝日にすることを決定。ペルー国民は月曜日の出勤を回避して、代表の応援に全力を注ぐことになる。