
- FIFA World Cup 2022FIFAワールドカップ 2022 カタール大会

サウジアラビア戦でのタイムアップのホイッスルが区切り “タタ”マルティーノ監督が辞任を即決
“タタ”ことヘラルド・マルティーノ監督がメキシコ代表の監督を辞任すると発表
▲ メキシコ代表の監督を辞任すると発表したアルゼンチン人の“タタ”ことヘラルド・マルティーノ監督(写真提供:AP)
カタール大会でグループCを戦ったメキシコは、1勝1分1敗で勝ち点4を得たが、得失点差でポーランドに及ばず2位通過を果たせなかった。メキシコがワールドカップに出場した年で、決勝トーナメントに進めなかったのは1978年以来44年ぶりの悲劇。メキシコ国民に失望を与えてしまった責任を痛感している同監督は、敗退が決まった直後の記者会見で代表監督の辞任を発表した。
「今日の失望の責任は私にある。主審がタイムアップの笛を吹いた時点で、私の契約は終了した。今、他にやることは何もない。終わりだ」
同監督がメキシコ代表で残した成績は、64試合で39勝13分12敗。
◆ ヘラルド・マルティーノ
- 本名:
- ヘラルド・マルティーノ
- 生年月日:
- 1962年11月20日生まれ()
- 出身:
- アルゼンチン(ロサリオ)
- 身長:
- 175cm
- ポジション:
- ミッドフィルダー(現役時代)
1980年から地元の名門ニューウェルスで11年間プレイし、392試合出場35ゴールと活躍。1990年にテネリフェ(スペイン)へ渡ったが15試合の出場に留まり、1年でニューウェルスに復帰。1994-1995シーズンはラヌースでも活躍し、1996年にはオヒギンス(チリ)とバルセロナSC(エクアドル)と渡り歩いた。1996年に現役引退。1998年にアルミランテ・ブロウンで監督業を始め、以降インスティテュートやリベルター(パラグアイ)などアルゼンチンやパラグアイで監督を歴任した。2007〜2010年にはパラグアイを率いて2010年のワールドカップではベスト8に導く。2013-2014シーズンはFCバルセロナ(スペイン)を指揮したがチームをリーグ優勝に導けず。2014年にはアルゼンチン代表監督に就任したが、コパ・アメリカで2大会連続準優勝に終わり、解任された。2019年1月からメキシコ代表監督に就任し、北中米カリブ海予選ではストレートインを果たしたが、カタール大会では決勝トーナメントに導けず辞任を決断。
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2022.12.01
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