Copa de la Liga Profesional de Fútbol de AFA 2023コパ・デ・ラ・リーガ・プロフェシオナル 2023

インデペンディエンテには、算数すらできないプロ選手が3人もいるという。同クラブを率いているカルロス・テベス監督は、一部の所属選手が抱える知的レベルの低さに失望し、改善策を唱えた。

7日にブエノスアイレスの放送局「El Nueve」の番組に出演したテベス監督は、インデペンディエンテのトップチームでプレイする選手の中に足し算と引き算ができない者が3人いることを明かした。

「戦術などのアイデアとして、私は選手が能力を最大限発揮できるように神経科学を導入するんだ。そこでクリップボードを手に、2+2 の問題を解いてもらうと…」

「名前は伏せるが、所属選手のうち3人は『足し算や引き算のやり方がわかりません』と私に言ってきた。3人ともトップリーグでも試合に出ている、トップチームの選手だよ？　おそらく学力のなさは（育った）家庭の貧困にあるのだろう」

8月からインデペンディエンテを指揮しているテベス監督は、ピッチの内外で選手をサポートする意識を高く持っている。ゆえに練習後は、当該の3人にそれぞれ家庭教師を付けて勉強させる意向を明らかにした。

「選手個々の学力の差はひどいもの。だがこの状況の責任は我々にある。3人だけがどうこうではなく、我々全員が責任を負って食事や基礎知識、礼節などのサポートをすべきだが、とりわけ勉強は大切だ。勉強は、彼らが自分自身を守る方法を知り、自分が何を言っているのか、どんな行動をとっているのかを（客観的に）知るために必要なんだ。契約書で何に署名しているのかをもし理解していないとなれば、将来家族を守ることもままならない」

テベス監督の毎日は、引き続き忙しい。