試合中に野良犬乱入 1st.Legの大量得点でビットーリアが州選手権優勝
バイーア州選手権 決勝 2nd.Leg ビットーリア 1-1 バイーア
▲ 18分に先制のゴールを決めたジネイ(9番)は、1st.Legでは4ゴールを決める活躍をみせていた。ビットーリア優勝の立役者だ
11分にヘナット・カジャのミドルシュートで攻撃の口火を切ったビットーリアに対し、バイーアは14分にチッチのヘディングシュートで反撃した。スコアボードが動いたのは18分、右サイドでボールをキープしたマキシミリアーノ・ビアンクッチからのパスでペナルティエリアの右側へ上がったニノ・パライーバがゴール前にグラウンダーのクロスを供給。待ち構えていたジネイが右足でゴールに押し込み、ビットーリアが先制した。
▲ 前半43分に野良犬がピッチに乱入。ボールボーイとの鬼ごっこに発展した影響で試合は一時中断した
前半の43分にアクシデントが発生。どこから侵入したのか、首輪のない野良犬がピッチに乱入。GKオマールが捕まえようとすると逃げ出した野良犬は、場内のスタッフが追いかけるとスピードを上げて逃げ回った。この影響で試合は4分ほど中断した。
ビットーリアの1点リードで折り返した後半は、天候が変わって雨が降りしきる中での試合になった。両者ともに攻め合う中でゴールを奪ったのはバイーア。66分、味方のスルーパスでGKウィウソンと1対1になったフェルナンドンが、GKウィウソンの股間を抜くシュートを決めて同点とした。その後はビットーリアに決定機が何度かあったが、試合は 1-1 でタイムアップ。
ホイッスルが鳴った瞬間、スタンドを埋め尽くしたビットーリアのサポーターは歓声を上げて優勝したチームを讃えた。
バイーア州選手権 2013 決勝 2nd.Leg (2013/05/19) | ||
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ビットーリア | 1-1 | バイーア |
ウィウソン | GK | オマール |
ニノ・パライーバ ビクトル・ハモス ガブリエウ・パウリスタ マンスール |
DF |
マジソン (ネト) ハファエウ・ドナート チッチ ジュサンドロ |
ミシェウ ルイス・カセレス (ネト・コルージャ) ヘナット・カジャ ダミアン・エスクデーロ (バンデル) |
MF |
エウデル トロー マルキーニョス ヒデル (イタロ・メロ) |
マキシミリアーノ・ビアンクッチ (マルキーニョス) ジネイ |
FW |
ジオーネス (フレッジ・アドゥ) フェルナンドン |
ジネイ 18 | ゴール | 66 フェルナンドン |
ミシェウ バンデル ルイス・カセレス |
イエロー カード |
チッチ ジュサンドロ トロー マジソン |
カイオ・ジュニオール | 監督 | シキーニョ・ジ・アシス |
主審: ウィウソン・ルイス・セネーミ 会場: エスタジオ・バハドン (サウバドール) |
2013.05.19
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