
- Campeonato Brasileiro Serie Aブラジル全国選手権 1部

STJDの控訴審判決 ポルトゥゲーザの控訴を棄却 バスコの告訴は無効
ブラジル全国選手権の規則違反問題でSTJD(スポーツ司法上級裁判所)が控訴審判決を下す

▲ 今回の規則違反問題で裁判が行われた STJD(スポーツ司法上級裁判所)の議場
判決によれば、出場停止中のMFエベルトンがブラジル全国選手権の最終節に出場したことは、選手本人とクラブ側による確認不足が最たる要因と断定。ポルトゥゲーザ側が主張した過失について STJD は認めなかった。
ポルトゥゲーザの弁護人を務めるジョアン・ザンフォルリン弁護士は、27日に STJD で行われた最終弁論の場に登場。「エベルトンの出場停止処分について、ブラジレイロンの運営元であるCBF(ブラジルサッカー連盟)から公式の通知がなかったことも原因のひとつ。ポルトゥゲーザ側だけの責任ではない」との主張を展開したが、同弁護士の主張に賛同・共感した裁判官はいなかったという。

▲ STJD に現れてポルトゥゲーザの控訴状を読み上げるジョアン・ザンフォルリン弁護士
また、今回の騒動に便乗して18位のバスコ・ダ・ガマが主張していた最終節の不戦勝については、告訴内容を“無効”としてバスコの主張を退けている。
11日前に下された判決内容は変わらなかったため、ポルトゥゲーザの降格とフルミネンセの逆転残留が決定する見込みだ。近く、CBF (ブラジルサッカー連盟)から公式の発表がなされるとも報じられている。
▼ブラジル全国選手権 2013 15位〜18位の4チーム (判決内容を反映)
順位 | チーム名 | 概要 | 判決 | 処分 | 来季 |
---|---|---|---|---|---|
15 | フルミネンセ | 順位が2つ繰り上げ | 1部残留 | ||
16 | フラメンゴ | アンドレ・サントスの規則違反 | 勝ち点4剥奪 | 1部残留 | |
17 | ポルトゥゲーザ | エベルトンの規則違反 | 控訴棄却 | 勝ち点4剥奪 | 2部降格 |
18 | バスコ・ダ・ガマ | 告訴内容無効 | 勝ち点に変動なし | 2部降格 |
2013.12.27
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